ゲーム企画・開発のAQインタラクティブは、8月11日に平成23年3月期第一四半期の決算発表を行なった。前年同期は大きな赤字を計上した同社だが、今期は売上げが大きく伸び、黒字化と好調なスタートを切っている。
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AQ第1四半期不振 「ポケモンバトリオ」堅調も業績予想引き下げ
AQによれば売上高の減少は、前年同期にあった海外向けのライセンス販売にあたるものがなかったためである。まコンシューマーゲーム受託において、商品の仕様確認作業の検収の遅れから一部売上計上が第2四半期以降にずれ込んだ。
また、利益面では自社販売部門の売上の減少、仕掛品の評価損を計上した。7月30日に発売が予定されていたWii向けの「恐怖体感 呪怨」で、初回受注が計画を下回ったことなどのためである。また、アミューズメント事業での研究開発費の増加が影響した。