平成26年3月期のスクウェア・エニックス・ホールディングスの連結決算は、当初の見込みを上回る好調だった。一方で、同社の4つの事業セグメントのひとつである出版事業は伸び悩んでいる。
26年通期
東映アニメ通期は減収減益 映画、TV、海外好調も 商品販売、SNSゲーム失速
アニメ製作の大手東映アニメーションの平成26年3月期の連結売上高は3年連続で300億円を超えた。売上高、利益とも期初予想を大きく超えたものの、前年比では減収減益だった。
バンダイナムコHD、キャラ別売上800億円超のガンダム好調 映像音楽事業は売上げ371億円
バンダイナムコホールディングスの平成26年3月期決算は連結売上高は前年比4.2%増で5076億7900万円となった。経営統合での新会社が誕生して以来初の5000億円超えである。
円谷プロが増収増益で2014年3月期、債務超過解消 今後は海外市場を視野
円谷プロダクションの業績が拡大し、新たな転機を迎えている。2014年3月期の円谷プロダクションの売上高は前年比11%増の32億7000万円、営業利益は72%増の6億7000万円と好調。これでが債務超過解消を実現した。
セガサミーHDの2014年3月期 アニメーション事業売上高は15%増の121億円
セガサミーホールディングスは、5月9日に平成26年3月期の決算を発表した。コンシュマー事業のうちアニメーション事業は、売上高は121億円と15%増、堅調さを感じさせる。