テレビ東京はアニメ関連事業への積極的な取り組みでも知られている。テレビ東京ホールディングスの平成25年3月期決算によれば、前年度のテレビ東京のアニメ事業は増収増益で好調だった。
24年通期
角川グループHD通期決算は増収増益 映像部門増収増益で黒字転換
角川グループHDは、4月25日に平成25年3月期の通期決算を発表した。連結売上高が9.6%増となったほか、利益面でも好調だった。
松竹 映画興行好調で 通期利益を上方修正
映画・演劇事業の松竹は4月12日に、平成25年2月期の通期業績予想を修正した。映画興行でヒット作が多かったことから利益が伸びる。
ドワンゴ通期決算 増収減益で最終赤字に ポータル成長もイベント苦戦
モバイルコンテンツ・コンテンツ配信のドワンゴは、11月14日に2012年9月期の決算発表をした。売上高の増加は、「niconico」によるポータル事業の成長に支えられた。売上げの減少傾向が続くモバイル事業をカバーしたかたちだ。
創通、ガンダム関連急伸で増収増益 劇場映画進出狙う
アニメ企画・製作の創通の業績が依然好調だ。10月9日に発表された平成24年8月期通期連結決算は、連結売上高が181億5100万円と前期比で20%増となったほか、利益も6割増と大幅な伸びを見せた。
ティー・ワイ・オー通期増収増益 業績回復が明確に
ティー・ワイ・オーの業績回復が鮮明になっている。9月13日に発表された平成24年7月期(23年8月~24年7月)の連結決算が増収増益と好調だ。当期純利益は2期連続の最高益を実現した。
IGポート 通期売上高55億円で増収減益 アニメ制作牽引
アニメ製作・出版事業のIGポートの平成24年5月期決算が、7月13日に発表された。連結売上高は54億9900万円と前年を4.1%上回った。業績は映像制作事業が牽引している。積極的なアニメ制作が成果となった。プロダクションI.Gとジーベックによるアニメ制作が中心で、
ウィズ通期赤字決算も当初予想より好転 コスト削減が寄与
玩具企業のウィズは、7月5日に平成24年5月期(23年6月~24年5月)の決算発表をした。連結売上高は20億200万円で19.3%減となり、前年に引き続き二桁の減少となった。
ゴンゾ24年3月期売上14億円 増収増益 アジア展開目指す
アニメ製作会社ゴンゾの平成24年3月期連結売上高は13億9300万円で、前年比で49%増となった。2期連続の黒字実現で、経営の安定感は増している。
米国バーンズ&ノーブル通期決算 NOOK事業売上34%増も赤字
米国最大手の書籍チェーンのバーンズ&ノーブル(Barnes & Noble)は、6月19日に2012年4月期の通期決算を発表した。同社は書籍チェーンの運営や大学向けの書籍販売のほか、近年は、電子書籍リーダーのNOOKとデジタルコンテンツの販売でも注目されている。
スクエニHD 出版事業は減収減益 大型タイトル終了が響く
5月14日に発表された平成24年3月期決算では、この出版事業の売上高や営業利益も明らかになっている。
スクウェア・エニックスHDの出版事業は平成22年3月期まで高い成長を続けてきた。
テレ東 前期ライツ主要タイトル 売上高「NARUTO」、利益は「ポケモン」
5月16日に発表されたテレビ東京ホールディングスの平成24年3月期のテレビ東京単独のライツ事業収入は、131億9900万円と前年比7.4%、粗利益は22億400万円(同4.6%減)だった。
イマジカ・ロボット通期売上508億円 映像技術・制作中心
イマジカ・ロボットホールディングスが、平成24年3月期の決算を発表している。同社は映像技術サービス、映像ソフト事業、放送事業、映像システム事業、人材コンサルティング事業を幅広く手がける。
サンリオ 海外堅調で増益に 海外売上高比率が約4割
5月15日に、キャラクター大手のサンリオが平成24年3月期決算を発表した。近年の利益重視もあり、売上高は前年並みとなったが、利益の伸びが大きくなった。
バンナムHD業績大幅回復 特撮ヒーロー好調 コンテンツ事業も伸長
国内大手エンタテイメント企業のバンダイナムコホールデングス(バンダイナムコHD)の業績が好調である。5月8日に発表された平成24年3月期の決算では、連結売上高が前年比15.2%増の4542億円と二桁の伸びになった。
TBS HD通期決算 アニメ事業は「けいおん!」反動で減収 TCエンタ増収増益
5月11日に発表された東京放送ホールディングス(TBS-HD)の平成24年3月期の通期連結決算が好調である。売上高は前年比で1.1%増の3465億3800万円と前年並みだったが、利益面は好調だった。
ポニーキャニオン通期は減収減益 「けいおん!」反動で音楽部門減収
一方で、グループ内の映画事業、映像・音楽パッケージ事業に限れば、業績は伸び悩んだ。同事業のなかで大きな割合を占める連結子会社のポニーキャニオンは、2011年度は減収減益となった。
東映アニメ通期売上330億円で過去最高 ワンピースが引き続き好調
5月14日、国内大手アニメ会社の東映アニメーションが平成24年3月期の決算発表を行った。第3四半期まで業績好調を続けてきた同社だが、通期決算でもその好調ぶりが際立った。
タカラトミー通期増収減益 デュエルマスターズ好調 ベイブレードは海外
玩具大手タカラトミーの平成24年3月期決算は、売上高は1872億6500万円と17.4%の増収になった。TIグループの子会社化で、事業における国内外の事業比率も変わっている。約8割を占めていた国内売上高は平成24年3月期は67%となる。
カプコン通期 大型タイトル少なく減収減益 今期は過去最高目指す
カプコンは、5月7日に平成24年3月期の決算発表を行った。前年にコンシュマーソフトで大型タイトルの発売が集中したこと、また当初予定していた主力タイトルの発売が次期にずれ込んだことから減収減益となった。