米国の大手キャラクター企業の4キッズ・エンタテインメント(4Kids Entertainment)の2009年通期の決算が、4期連続の最終赤字となった。また、最終損失は5250万ドルにも及び過去最高水準となった。
21年通期
ドリームワークスアニメーション 2009年通期は増収増益
米国の大手アニメーション製作会社ドリームワークスアニメーションSKGは、2009年通期決算を発表した。通期の売上高は7億2520万ドル前年の6億5010万ドルをおよそ12%上回った。
米ハズブロ2009年増収増益 5年連続増収に
米国の大手玩具メーカーであるハズブロ(Hasbro) は、2月8日に2009年の通期決算、第4四半期決算を発表した。通期決算は増収増益となり、5年連続の増収、9年連続の増益を実現した。
ドワンゴ ニコニコ動画で特損約11億円を計上
モバイル事業のドワンゴは、平成21年9月期連結決算で11億1700万円の特別損失を計上する。11月10日、ドワンゴは、事業資産の減損損失を中心に特別損失が発生することを明らかにした。また、今回の特別損失計上により、平成21年9月期決算の業績予想を下方修正する。
インデックス通期最終赤字143億 版権事業特損19億
モバイル・エンタメ関連の総合企業インデックス・ホールディングス(インデックスHD)は、平成21年8月期決算を10月20日に発表した。同社が不採算事業の売却を進めたことから、連結売上高は742億5600万円と前年比で39.9%減少した。
創通 期末決算減益に 来期は劇場作品強化
アニメ企画・製作の創通は、10月9日に平成21年8月期の期末決算を発表した。連結売上高は161億3500万円と前年比で1.2%の微増となる。一方で、営業利益は15.9%減の15億5100万円、経常利益は22.2%減の15億7500万円、当期純利益は8億600万円(23.9%減)とやや減少した。創通は前期、『咲-Saki-』や、『うみねこのなく頃に』など10作品に出資、製作委員会に参加した。
TYO通期決算発表 最終赤字に ゲーム事業撤退響く
9月17日、ティー・ワイ・オーは、平成21年7月の通期決算を発表した。連結売上高は前年同期比の5.3%減となる294億円、営業利益は同77.7%減の4億100万円、経常利益は91.4%減の1億2500万円である。ゲームソフト事業からの撤退により特別損失が嵩んだことから、
TYOアニメ延期・中止で売上下方修正 円谷株一部売却で特別利益
映像制作の大手ティー・ワイ・オーは、9月9日に平成21年7月期の業績予想の修正を発表した。売上高の予想を下方修正する一方で、営業利益、経常利益は上方修正される。さらに最終12億9000万円を予想していた連結当期純損失も、9億9000万円とする。連結売上高の予想は、303億円から294億8000万円と8億2000万円の引き下げとなる。また、営業利益は31億円から38億円、経常利益は1000万円から1億2000万円と引き上げる。