コミコン2012:電子書籍事情  専門ショップを巻き込んだデジタルコミック配信は離陸するのか?

出版物のデジタル化のグローバルなトレンドを生み出している米国でのコミック・マンガのデジタル化はどうなっているのだろうか?その一端が、7月12日から15日までサンディエゴのコンベンションセンターで開催されたコミコン2012(コミコンインターナショナル)に表れていた。

アメコミ専門電子書籍配信comiXology 2012年売上は7千万ドル見込む 前年比3倍超

アメコミ専門の電子書籍プラットフォームの運営で、北米で注目されるcomiXologyのビジネスが急成長している。米国のポップカルチャー情報サイトのICv2によれば、comiXologyの2012年の売上高は7000万ドル程度(約56億円)に達する見込みだという。

米国バーンズ&ノーブル通期決算 NOOK事業売上34%増も赤字

米国最大手の書籍チェーンのバーンズ&ノーブル(Barnes & Noble)は、6月19日に2012年4月期の通期決算を発表した。同社は書籍チェーンの運営や大学向けの書籍販売のほか、近年は、電子書籍リーダーのNOOKとデジタルコンテンツの販売でも注目されている。

北米のマンガ事情第12回 ファン翻訳を商業出版に活用する試み 後編

椎名 ゆかり ■ 「ギルド」の目指すもの  ■ 「ギルド」の問題点 ギルド」がユニークなのは、一般から募集した希望者をグループ化して現地化作業をそのグループに任せる点だけではない。「ギルド」では、翻訳版が売れた場合のみ、その売上から利益を日本の出版社(権利者)、DMP、「ギルド」チーム

北米のマンガ事情第12回 ファン翻訳を商業出版に活用する試み 前編

椎名 ゆかり ■ デジタル・マンガ・ギルドのシステム しかし「ギルド」をあえてこのコラムで紹介しようと考えたのは、このシステムが結果的に違法翻訳マンガの翻訳者たちを多く参加させた点にある。