放送各社の2016年3月期の決算が相次いで発表されている。各社のアニメ、映像関連会社の業績も明らかになっている。
決算
Hulu、2016年3月期、売上高127億円で53%増 依然赤字も規模は縮小傾向
動画配信プラットフォームのHuluの売上高が急伸している。Huluを運営するHJホールディングスの通期の売上高は前年比で53.1%増の127億6400万円となった。
バンダイナムコHD通期決算 海外利益が急伸、映像音楽も好調
バンダイナムコHDは、5月11日に2016年3月期の決算を発表した。増収減益だが、全体としてみれば依然、高水準の利益を実現している。
テレビ東京HD増収増益 アニメ事業は「妖怪ウォッチ」と中国展開で急伸
テレビ東京ホールディングスは、5月13日に2016年3月期の決算を発表した。業績は好調で増収増益。業績の好調を支えるひとつにアニメ事業がある。
東映アニメーション通期増収増益 「ドラゴンボール」好調、海外向け・ゲーム関連などが牽引
東映アニメーションは5月12日に、2016年3月期の通期決算を発表した。映像事業、版権事業とも好調で、増収増益と好調を維持した。とりわけ利益の伸びが大きかった。
松竹、通期決算前年並みも映像事業好調 アニメは12本配給、「ラブライブ!」が大ヒット
2016年4月14日、映画会社大手の松竹が2016年2月期の決算発表をした。売上、利益ともほぼ前年並みであったが、利益面では期初予想を大きく上回っている。
東宝2016年2月期、各事業好調で増収増益 アニメ製作事業は約41億円で72%増
4月14日に発表された大手映画会社東宝の2016年2月期決算が好調だ。アニメファン向けのアニメ製作事業も好調である。
創通第2四半期 売上高前年並み、利益は増加
アニメ企画・製作の大手である創通は、4月7日に2016年8月期第2四半期の決算を発表した。売上高が前年並みと高止まりする一方で、利益は増加した。
IGポート第3四半期 版権売上増加も、映像制作は赤字に
IGポートは、2016年5月期第3四半期の決算発表を行った。連結売上高は58億800万円(前年同期比8.3%減)、営業利益は2億4500万円(6.4%減)。
テレビ東京のアニメ事業好調続く 上方修正で売上げ通期143億円、祖利益47億円見込む
2016年2月4日にテレビ東京ホールディングスの第3四半期決算が発表された。アニメ関連事業の好調ぶりが際立っている。
東映アニメ第3Q 海外好調で売上げ過去最高、利益は前年約2倍もSNSゲーム不調
東映アニメーションは、1月29日に2016年3月期第3四半期の決算を発表した。海外向けビジネスの拡大に支えられ、業績は絶好調だ。
東宝第3Q増収増益で好調 アニメ製作事業は「血界戦線」「うまるちゃん」のヒットが牽引
2016年1月12日に発表された東宝の第3四半期決算が好調だ。増収増益となったほか、映画、演劇、不動産の主要3事業が全て好調である。
IGポート第2四半期、売上高前年並みも利益減 制作事業が赤字に
アニメ製作の大手IGポートは、1月14日に2016年5月期第2四半期決算を発表した。
ブロッコリー第3四半期決算 うたプリ好調も、TCGとゲームアプリが苦戦 利益大幅減
ブロッコリーは、1月8日に2016年2月期第3四半期決算を発表した。売上げは依然好調な「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズが牽引している。
創通、第1四半期は減収減益 番組数が前年より減少
創通が、2016年1月8日に2016年8月期第1四半期の決算を発表した。利益率の高いライツ事業の売上げの減ったことから、全体の営業利益も減少した。
日テレHD第2四半期決算好調も タツノコ減収減益、Huluは先行投資嵩む
11月5日に発表された日本テレビホールディングスの2016年第2四半期決算は、増収増益となった。視聴率の好調を背景に広告収入が伸びたほか、幹事会社を務めたアニメ映画『バケモノの子』のヒットも業績を牽引した。
バンダイナムコHD第2半期、業績好調で利益上振れ、通期売上高5600億円見通す
バンダイナムコホールディングスの業績が、今期も好調だ。11月5日に発表された同社の2016年3月期第2四半期決算は、好調だった2015年3月期とほぼ同じ水準
テレビ東京HD第2四半期大幅増益、アニメ事業急伸で利益も牽引
テレビ東京ホールディングスが、11月7日に2016年3月期第2四半期の決算を発表した。売上高は前年同期並みの657億3900万円(4.2%増)だったが、利益面では大幅な増益となった。
フジテレビとポニーキャニオンが減収赤字 フジ・メディアHD第2四半期
フジテレビを中心にメディア・放送事業を手掛けるフジ・メディア・ホールディングス(フジメディアHD)は、2015年10月30日に2016年3月期第2四半期の決算を発表した。
東映アニメーション今期2度目の業績上方修正 売上高、利益で過去最高見込む
10月27日、アニメ製作大手の東映アニメーションが、2016年3月期第2四半期、通期の業績予想の修正を発表した。売上高、利益とも過去最高となる見込みだ。