一橋ビジネスレビューは2010冬号で日本のアニメ・マンガ産業についての大型特集を組む。特集は「検証 COOL JAPAN 北米における日本のポップカルチャー」
バンダイエンタテインメント
北米アニメ不況の中で開催されたアニメエキスポ2009
7月2日から北米最大のアニメ・マンガイベントのアニメエキスポ(AX)2009が開幕した。国内では「クール・ジャパン」の言葉と共に大きな期待をされている海外市場だが、過去数年間、DVD販売を中心に北米の日本アニメ業界は厳しい不況に陥っている。今回のAXはそうした影響が、不況の中でも依然好調とされているアニメコンベンションに及ぶかどうか注目されるものであった。
北米アニメ映像ビジネス 明暗分けた「AKIRA」と「らき☆すた」
長期低落傾向が続くDVDやBlu-Ray Disc(BD)などの映像パッケージビジネスを中心に、相変わらず北米の日本アニメの業界には暗いニュースが続く。そうした中で久々に、明るいニュースが伝わってきた。
2月19日付けのICv2のニュースによれば、
カウボーイビバップ 米国で累計100万本突破
バンダイエンタテインメントは、人気アニメ『カウボーイビバップ』の米国市場でのビデオとDVDの累計売上げが100万セットを突破したと発表した。