藤津亮太のテレビとアニメの時代 第16回 “冬の時代”のその後……

藤津亮太のテレビとアニメの時代 第16回 “冬の時代”のその後…… 今回とりあげるのは’87年秋から’90年春への変化である。歴史的に見てプライムタイムの19時台に積極的にアニメを編成してきたフジテレビとテレビ朝日の数字の変化が興味深い。フジテレビが6本から4本にまで減ったのは『北斗の拳2』『魁!男塾』の後番組がアニメではなくなり

藤津亮太のテレビとアニメの時代 第13回 「原作付き・プライムタイム」/「オリジナル・夕方」

前回、’82年を境にハイターゲット(中高生を視聴者と想定した)作品が増えているという状況を確認した。
では今回は、それが各局の中でどのように編成されているかを見ていきたい。まず’82年

藤津亮太のテレビとアニメの時代 第12回 前回の訂正と、ハイターゲットアニメの増加

今回はまず ’80年代に入って、どのようにハイターゲット作品が増えていったかを確認したい。
ここで問題になるのは「ハイターゲット作品」の定義だ。これには企画段階から明確に中高生をターゲットにしている作品もあれば、企画そのものはそうではなくても、作品のストーリーやキャラクターの見せ方でそうなっているものもある。

藤津亮太のテレビとアニメの時代 第5回 各局の夕方再放送枠の使い方

これまで主に本放送の放送枠について記してきたが、今回は再放送枠について見てみたいと思う。現在、アニメはほとんど再放送されていない。最近、深夜でチラホラと再放送を流す場合もないではないが、定期的に過去作品を放映する再放送枠そのものは存在しない。

藤津亮太のテレビとアニメの時代 第4回 個性的な日本テレビとNETの戦略

さて今回は70年代前半の日本テレビとNET(現在のテレビ朝日)に注目したい。以下、日本テレビとNETが、その年に放送した新作アニメをリストにしてみた。また、参考として輸入アニメと特撮番組も併記した。

藤津亮太のテレビとアニメの時代 第3回 ’70年代前半、TBSとフジテレビの関係

TV放送開始から10年余りを経たこの頃の状況を『テレビ視聴の50年』(NHK放送文化研究所)を次のように書いている。「この時代にはまだ『三冠王』というような表現はなされていなかったが、最初の10年間に圧倒的な強みを示したのはNHKであった。