講談社 電子書籍キャンペーンに成果 売上げ倍に

7月の東京ブックフェア会場でも講談社の電子書籍キャンペーンは各所で見られた

 講談社が7月1日から開始している、電子書籍、マンガの大型キャンペーンが大きな成果を出している。このキャンペーンは7月1日からスタートした「講談社 スタート! 夏☆電書」である。
 8月末までの新規配信タイトルと既存のタイトルを合わせて、一般書籍100タイトル、マンガ100タイトルの合計200タイトルをピックアップしてユーザーにアピールする。これまでと異なるのは、電子書籍サイトそれぞれのキャンペーン企画でなく、講談社の名前を押すことで主要な大手書店が参加したことだ。講談社コミックプラス デジタルコミックストアのほか、eBookJapan、Yahoo!コミック、TSUTAYA.com / eBOOKsなど全部で13の電子書籍書店が名を連ねる。

 書店横断型のキャンペーンは単行本や文庫、新書では珍しくないが、電子書籍では初の試みだ。その成果も注目されていた。
 その結果、キャンペーン前半、7月1日から末日までの講談社の電子書籍販売は大きく伸びた。7月の同社の売上高は前月比で108%増のほぼ倍となった。同社のキャンペーンが大きな効果を発揮しているようだ。

 講談社によれば、今回のキャンペーンは話題作を豊富に取り揃えた強力なラインナップが特徴だという。キャンペーン作品で実際に売上げが大きかったのは、書籍では『半落ち』(横山秀夫)が最も多く、『蒼穹の昴』(浅田次郎)がそれに続いた。
 一方、マンガでは1位が『宇宙兄弟』(小山宙哉)、2位『きみはペット』(小川彌生)、3位『好きっていいなよ。』(葉月かなえ)である。このほか、『GIANT KILLING』(著者:ツジトモ/原案・取材協力:綱本将也)や7位『ジパング』(かわぐちかいじ)、『進撃の巨人』(諫山創)など青年マンガが強さを発揮している。子供よりも若者というユーザー特性も伺われる。
 キャンペーンは電子書籍書店各社から好評と、講談社は今後の電子書籍展開に自信を深めている。

「講談社 スタート! 夏☆電書」キャンペーン
http://natsuden.kodansha.co.jp/

[協力書店]
eBookJapan (運営:イーブックイニシアティブジャパン)
紀伊國屋書店BookWebPlus (運営:紀伊國屋書店)
ソク読み (運営:デジタルカタパルト)
ソフトバンク ブックストア (運営:ソフトバンクモバイル)
TSUTAYA.com / eBOOKs (運営:カルチュア・コンビニエンス・クラブ)
DMM.com (運営:DMM.com)
電子文庫パブリ (運営:日本電子書籍出版社協会)
東芝Book Place(運営: BookLive)
ドコモマーケットBOOK ストア (運営:トゥ・ディファクト)
BookLive! (運営: BookLive)
Yahoo!コミック (運営:ヤフー)
LISMO Book Store (運営:KDDI)
Reader Store (運営:ソニーマーケティング)
講談社コミックプラス デジタルコミックストア (運営:ビットウェイ)