VIZ Mediaとオートデスク 震災復興支援プロジェクトで協力

参加アーティストの作品の一部は、VIZ Media25周年記念イベントでも紹介された

 東日本の広い地域に被害をもたらした震災からおよそ4ヵ月、いまだ多くの人がその影響から不便を強いられている。復興に向けた動き、支援活動は今も続いている。
 そうしたなかで太平洋を越えた米国でも、アニメ、マンガ、クリエイターに関連のある企業が復興支援への協力をしている。北米最大の日本マンガ出版社VIZ Media、そしてクリエイター向けのPCソフト開発・販売大手のオートデスク(Autodesk)が支援プロジェクトを進めている。 

 このプロジェクトは「アーツ・オブ・ホープ:ART FOR HOPE」と名付けられたものである。クリエイターがオートデスク(Autodesk)のクリエイター向けのイラストレーション作成ソフト(Autodesk SketchBook)を利用して、復興支援の応援イラストを作成、VIZ Mediaがそれを作品、アンソロジーとしてまとめる。これは、iOS向けのVIZマンガ・アプリとマンガ販売ポータルサイトVIZ Manga.comで販売される。そのうえで販売収入の全てを震災復興支援として寄付をする。
 それぞれの会社が得意とする分野で復興支援のあり方を考え、なおかつ支援への幅広い参加を実現するものだ。両社は既にアーティストと協力に向けて動き出しているほか、VIZ Mediaの公式サイトではアーティストへの参加呼びかけもしている。

 「アーツ・オブ・ホープ」の参加イラストの一部は、7月のサンディエゴ・コミコンで行われたVIZ Mediaの25周年記念イベントでもその一部が公開された。また、アンソロジーの発売を今年の秋に予定していることも明らかにしている。
 さらに両社は、震災支援の取組みを今回だけに終わらせることなく、さらに広げて行きたいとした。「アーツ・オブ・ホープ」の取組みは、時間の経過と共に薄れてしまいかねない震災への関心を持続させる役割もありそうだ。

「アーツ・オブ・ホープ:ART FOR HOPE」
http://www.viz.com/artforhope