「ダンボール戦機」米国進出目指す 電通エンタUSA発表

 2011年春からアニメ、マンガ、ゲーム、プラモデルで展開する『ダンボール戦機』が、早くも米国進出することが決定した。8月1日、電通エンタテインメントUSAは、『ダンボール戦機』のアニメとさらに作品に関連する商品・サービスの展開を目指すことを明らかにした。
 『ダンボール戦機』は日本国内で大きな成功を収めている。同社は米国でもゲーム開発のレベルファイブと協力し、日本同様の成功を目指すとしている。現地での具体的なビジネスパートナーは明らかにしていないが、現在、多くのクリエイターやライセンスパートナーと話し合いを進めており、積極的な反応を受けているという。

 『ダンボール戦機』は、ゲーム開発のレベルファイブが創り出すSFバトルアクション。舞台は少し未来、子どもたちは強化ダンボールで作られたホビー用小型ロボット「LBX」でバトルを楽しんでいた。ふとしたきっかっけで謎のLBXを手に入れた山野バンは、大きな事件に巻き込まれていく。「レイトン教授」シリーズや『イナズマイレブン』で知られたレベルファイブの意欲作である。
 国内では電通、レベルファイブのほか、テレビ東京、バンダイ、小学館、メディアファクトリー、OLMがビジネスに関わる。既にテレビ東京での放映は好視聴率を獲得しており、先に発表されたバンダイナムコホールディングスの第1四半期の決算では、『ダンボール戦機』のプラモデルの販売好調に言及している。6月にはPSP向けのゲームも発売されており、さらなるビジネスの拡大を目指している。

 電通エンタテインメントUSAは2010年4月に米国サンタモニカ市に設立、北米マーケットに向けてアニメの開発、メディアコンテンツの展開、ライセンス事業を手がける。2012年にはグローバルレベルのアニメプロジェクト『Monsuno』のテレビ放映も開始する。北米での新しいアニメビジネスのモデルを探る。今回の、『ダンボール戦機』の企画では、日本での多角的なビジネス展開が北米でも応用出来るとの判断がありそうだ。
 また、レベルファイブは2010年秋に米国現地法人を設立している。また、今年6月のモバイルコンテンツ大手DeNAとの業務提携でも、海外市場の創出をその目的に挙げていた。海外進出に意欲的だ。
 アニメとゲーム、玩具の連動は、米国で大ヒットとなった『ポケットモンスター』と同様の形態である。『ダンボール戦機』が第2の「ポケモン」となるか、注目される。

『ダンボール戦機』 http://www.danball-senki.jp/