インデックス ロッソインデックス売却 オンラインゲーム撤退

 モバイル・ゲーム会社のインデックスが、オンラインゲーム事業から撤退する。7月27日、同社はオンラインゲーム事業子会社ロッソインデックスの株式の大半を、ウェブサイト事業のシィファクトリに8月1日付で売却することを明らかにした。
 現在、ロッソインデックスの発行済株式の96.3%を保有するが、このうち89.33%分をシィファクトリに3億円で譲渡する。この結果、ロッソインデックスとその子会社で東南アジア地域のオンラインゲーム事業に携わるGOLDSKY ACCESS INTERNATIONAL,Inc.、Goldsky DigitalTechnology Ltdの3社は連結決算対象から外れる。また、株式譲渡にあたり、3億9800万円の株式売却損を特別損失に計上する。

 ロッソインデックスは、『Master of Epic』や『ドルアーガの塔 〜the Recovery of BABYLIM〜』といったタイトルを運営している。2005年9月から2009年3月までアニメ製作GDHの子会社、その後、中小企業サービス機構の投資を経て、2009年10月にアトラスを通じて買収された。インデックスは、同社を中心にオンラインゲーム事業の強化を目指していた。しかし、期待した成果やシナジー効果が発揮出来なかったとみられる。
 今回の事業売却については、同社の収益性の低さを理由に挙げている。ロッソインデックスの年商はおよそ20億円前後、平成22年6月期の売上げは15億800万円、営業利益は5700万円、経常利益は3100万円(いずれも10カ月の変則決算)だった。また、2010年にメインバンクであった日本振興銀行が経営破綻したことで、事業圧縮に動いていることも理由にありそうだ。

 同社は、今年2月にアニメ製作会社マッドハウスを日本テレビ放送網に譲渡、さらに旧ダイナモピクチャーズ(現インデックス・アミューズメント)のCG部門も現ダイナモピクチャーズに売却している。
 ロッソインデックスの売却により、インデックスの主要事業はモバイルコンテンツとソリューション、アトラス部門のゲームソフト事業に絞られる。アトラスは今年3月にやはりオンラインゲーム事業子会社のシーアンドシーメディアを売却している。

インデックス http://indexweb.jp/
ロッソインデックス http://www.rossoindex.com/