バンダイチャンネル月額1000円でアニメ見放題プラン発表

 アニメ動画配信サービスの大手バンダイチャンネルは、8月1日から指定された番組を月額1000円(税込1050円)の定額で見放題とするサービス開始を発表した。スタート時には初回投入作品として110作品以上、2700話以上を投入する。『機動戦士ガンダム』や『AKIRA』、『カウボーイビバップ』といった名作から『マクロスF』、『機動戦士ガンダムSEED』、さらに『輪るピンクドラム』、『TIGER&BUNNY』といった最新作までがラインナップされている。1話ごとの100円から200円の課金が主流となっているアニメ動画配信サービス業界に大きなインパクトを与えることになりそうだ。
 定額見放題サービスは、これまでのサービスと同様にPC向け、スマートフォン向け、タブレット向けに展開される。また、一度サービスを購入すれば、これらの機器全てで視聴可能だ。

 バンダイチャンネルは今回のサービス導入について、映像市場の変化を理由に挙げている。現在、インターネット上では無料動画の拡大、そして映像ビジネスにおける定額サービスが浸透しているという。さらにデジタル機器の機能向上なども念頭に、これまでに1回ごとの課金に加えて、月額1050円(税込)の定額見放題サービスを導入した。
 定額見放題サービスは、とりわけ海外で盛んだ。インターネットでのサービスでは、米国のNetflixの成功がよく知られている。価格お得感に加えて、いつでも手軽に観られることが受けて急成長している。
 
 バンダイチャンネルの今回のサービスも、これまでは支払いが面倒、その都度課金が割高と感じていたファンの取り込みを期待出来る。また、1050円という手軽な価格は、学生をはじめとする若い世代に訴求する。さらにスマートフォンやタブレットの利用が普及するなか、友だちとの会話のなかに出た作品を気軽に手元で確認するといった新しい利用の仕方もあるだろう。
 定額サービスは、一見は大胆な価格引き下げにも見える。しかし、異なったユーザーを拡大することが出来れば、むしろ市場は大きく拡大する。

 一方で、定額サービスの導入には、豊富な作品タイトルが必要となる。そうした点でバンダイチャンネルには大きな強みがある。同社は動画配信にあたり、バンダイナムコグループに限らず幅広い作品を取り扱う。全1318作品、20960話は、アニメ動画配信では国内最大級だ。
 今回の110作品以上、2700話以上でも、全体の一部に過ぎない。それでも人気作品が多数含まれているのは、やはりタイトル数の強さだ。今後は、指定作品がどこまで拡大するかが注目される。サービスの詳細や課金方法などは、バンダイチャンネルの公式サイトで確認出来る。

BANDAICHANNEL http://www.b-ch.com/

「月額1000円見放題」
8月1日12時開始