ゲーム受託開発のトーセ第3四半期決算 増収増益

 ゲーム開発の受託事業などを手掛けるトーセは、7月8日に平成23年8月期第3四半期の決算を発表をした。連結売上高は37億5600万円で前年同期比34.9%増、前年は赤字であった利益面でも、営業利益2億700万円、経常利益2億1500万円、四半期純利益1億1400万円といずれも黒字転換となった。
 トーセでは、前期に低下していたゲーム開発事業の稼働率が急速に回復したとしている。一方で、ニンテンドー3DSやプレイステーション・ヴィータの動向により、開発内容や契約形態の変更による開発スケジュールの変動が多数発生している。開発完了時期が第4四半期以降に変更となったものあり、これらの売上げ計上が先送りとなっている。

 平成23年8月期は、これまでグループ会社ごとに区分されていた事業セグメントをゲームソフト開発事業、モバイル開発事業、その他事業に編成し直した。
 最も売上げが大きかったのはゲームソフト開発事業で、売上高は27億1900万円、営業利益は1億4600万円である。また、このうち25億8800万円が開発売上高になる。ロイヤリティ売上高は1億3100万円、既に開発完了したニンテンドーDS向けタイトルや、海外向けタイトルが好調だった。また、パチンコ・パチスロ関連でも想定以上の売上げを計上した。 

 モバイル開発事業は、売上高8億1600万円、営業利益2100万円である。このうち開発売上げが3億400万円、運営売上げ2億1800万円、ロイヤリティ売上げが2億1800万円となった。
 同部門では携帯向け、SNS向け、スマートフォン向けにゲーム開発を行う。同社によれば、携帯向けの需要が大きいが、SNS向けの需要が高まっており、さらにスマートフォン向けの需要が急上昇しているという。 

トーセ http://www.tose.co.jp/jp/