TSUTAYA 電子書籍サービス開始 マンガ5万タイトル

 エンタテイメント関連商品の販売・レンタル事業などのカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、6月30日より電子書籍販売サービス TSUTAYA.com eBOOKsを開始した。TSUTAYA.com eBOOKsは、Android端末やiPhone、iPad、タブレット、さらにPC などに向けて電子書籍を提供する。
 6月30日には、まずAndroid 端末向けでサービスをスタート、今秋にはiPhone、iPad、PC 向けの展開も目指す。より多くのユーザーにアプローチする。

 2010年のiPad発売などもあり、昨年来、国内の電子書籍ビジネスが大きな関心を集めている。現在、電子書籍のサービスは、海外のデバイスやプラットフォームが大きな力を持っている。一方で、国内で独自のデバイス、サービスを立ち上げるも続く。
 CCCはTSUTAYAブランドで映像、音楽、書籍の小売で大きなシェアを持つ。特に映像、音楽での存在感が大きいが、書籍・雑誌販売の事業も好調だ。2006年に年間578億円の販売実績があり、2011年3月期には974億円に達している。
 書籍事業の好調と電子書籍市場の成長、さらに多彩なメディアでのサービスを目指すことが、電子書籍の販売ビジネス分野へ参入する理由とみられる。また、TSUTAYA.com eBOOKsは、同社が運営するエンタテインメントポータルTSUTAYA.comの第一弾サービスでもある。今後はeBOOKsのほか、さらなるデジタルコンテンの販売にも乗り出しそうだ。

 電子書籍への進出にあたっては、需要の高いマンガ分野に力を入れる。サービス開始当初はマンガと雑誌に集中してタイトルを投入する。マンガはスタート時に1万5000タイトル、8月末には5万タイトルまで拡大する。
 一般書籍では、映画化作品、ドラマ化作品などのベストセラーを積極的に展開するとしており、映像に強い同社の特徴を活かす。8月4日に映画公開予定の『アントキノイノチ』(幻冬舎)を、発売と同時に電子書籍販売する。
 また、書籍を購入された顧客に同一タイトルの電子書籍を薦めるプログラムも企画する。電子書籍とリアルの書籍を連動したプロモーションに力を入れる。

TSUTAYA.com eBOOKs
https://market.android.com/details?id=com.tsutaya.android&feature=search_result
サービス開始日: 2011年6月30日
[ラインナップ]
コミック 50000タイトル(※8月末予定、当初は15000タイトル)、雑誌
2011年8月より文芸書など書籍タイトルを順次拡大