ソニー電子書籍Readerにマンガ販売 講談社1360作品

 海外で電子書籍の新しいリーダー端末の市場獲得競争が激化している。今後、急拡大が見込まれる電子書籍市場の将来性を見込んだ動きだ。
 そうしたなかで2010年10月に日本から市場参入したのが、ソニーの開発する「Reader」である。Readerは、低電力で目に優しい、そして軽量で持ちやすいことを売りに市場展開する。ソニーの技術力を注ぎ込んだ戦略商品でもある。

 そのReaderが6月23日から、マンガ作品のラインナップを大幅に強化する。Reader向けのコンンテンツを提供する「Reader Store」は、6月23日より自社が取り扱うマンガおよそ1360タイトル、約5700冊の販売を開始した。人気作品の『のだめカンタービレ』(二ノ宮知子)や『沈黙の艦隊』(かわぐち かいじ)なども含まれる。
 電子書籍の市場では、モバイル向け、PC向け、スマートフォン向けでもマンガの占める割合が大きい。電子書籍のリーダーでもマンガによる牽引が期待されている。におけるマンガのラインナップ強化は、「Reader」のマーケット拡大にもつながるはずだ。講談社はマンガだけでなく、一般書籍も約300タイトル(約300冊)も新たに提供している。

 また、マンガ販売はソニーが「Reader Pocket Edition」、「Reader Touch Edition」向けに、ドットブック( .book)フォーマット対応を開始したのに合わせたものである。ドットブックはルビや縦書きといった日本語に特有のレイアウトの表示を可能にする。日本国内の出版書籍の閲覧性を向上させる。 
 ソニーは今後も、人気コンテンツの充実でサービス向上を図る。また、電子書籍市場の発展を目指すとしている。

「Reader」 公式サイト http://www.sony.jp/reader/