ビッグサイトがパリで擬人化キャラやアニメーション紹介

 年々その賑わいを大きくし、フランスと日本の両国からの関心が高まるパリ・ジャパンエキスポに、新たな大型参加が登場する。日本の国際見本市やファンイベントのメッカ「東京ビッグサイト」である。東京ビッグサイトは、今年15周年を迎えることから記念事業としてジャパンエキスポにブース出展、日本の文化を伝える。
 毎年夏にパリ・郊外で開催されるジャパンエキスポは、日本の最新カルチャーを紹介するヨーロッパを代表する大型イベント。2010年は17万人を超える人出で、12回目となる今年は19万人を見込む。東京ビッグサイトは東京都の後援を受け、直接フランスの市民に東京の文化情報を発信する。

 東京ビッグサイトは、今回の出展目的を東京の街の魅力や日本のポップカルチャーについての情報発信とする。さらに東日本大震災からの復興への取組として、日本の安全性のアピールや風評被害の払拭、日本に対する信頼回復を目指す。
 出展ブースは、3つのパートから構成する。1)東京の街の紹介、2)日本のポップカルチャーの体験コーナー、3)日本の震災復興に関するメッセージボードの掲示である。様々な方向から東京をアピールする。

 特にユニークなのが、東京の街の紹介コーナー。東京を代表する7つの街をピックアップし、それぞれを擬人化して街の魅力を視覚的にアピールする。
 お祭り小僧風の浅草、執事姿の池袋、ホストを彷彿させる新宿、メイド姿の秋葉原、忠犬を連れた少女は渋谷といった具合だ。ジャパンエキスポのお祭り気分を盛り上げる。

 実演コーナーでは、日本代表する気鋭アニメーション制作ユニット、作家を紹介。神風動画やスプーキーグラフィックス、パンタグラフ、青木純さん、オリーズバード、杉山実さん、山本蒼美さん、ピコグラフ、山元準一さん、いま注目されるアニメーション・アーティストが並んだ。
 またプロ活動だけでなく同人活動でも注目される河南あすかさんのマンガ実演と、同人創作を紹介。さらにネイルアーティストの実演などかなりユニークだ。

 近年、ジャパンエキスポの知名度が高まるに連れ、日本からの行政、団体の参加も増加している。そうしたなかで、これまでのジャパンエキスポのアニメ、マンガ、ゲームといったポップカルチャーの色合いは薄れつつある。
 一方、東京ビッグサイトは日本を代表するイベント コミケの開催地というだけあり、ポップカルチャーにフォーカスすることで差別化するようだ。

東京ビッグサイト Japan Expo出展特別サイト(日本語)
http://www.tokyobigsight.jp/jp_index.ht