パリ・ジャパンエキスポに4省庁が参加 風評被害対策も

 6月30日から7月3日まで、フランス・パリで開催される日本カルチャーイベント ジャパンエキスポ(Japan Expo)に、今年も日本から各省庁が参加する。昨年に引き続き経済産業省、外務省(国際交流基金)、観光庁、そして本年は食文化に関わりが深い農林水産省の4省庁が、期間中ブース出展や日本カルチャーの紹介イベント事業を実施する。
 ジャパンエキスポは、毎年パリ郊外のノール・ヴィルパント展示会会場で開かれている。今年で12回目を迎える。当初はアニメ、マンガ、ゲームなどのイベントとしてスタートしたが、現在が音楽やファッションなどより幅広いカルチャーに領域を広げている。昨年は延べ17万人以上が来場した。

 日本カルチャーを伝える場として日本政府機関は、2009年よりジャパンエキスポに参加している。昨年は外務省、文化庁、経済産業省、観光庁の4省庁が参加、ブース出展や日本からのゲストを招いたトークなどが人気を呼んだ。
 今年も特設ブースやトークイベントなどを通じて日本文化の発信を行う。例年は、ポップカルチャーなどソフトパワーのPRが中心だが、本年は東日本大震災後の日本の食に対する風評被害対策にも取組むとしている。
 イベントの開催初日になる6月30日13時からは4省庁合同の記者会見も予定する。この席で東日本大震災でのフランスからの支援に感謝を表明するほか、日本の食に対する理解も訴える。

 会場に設置されるブースは、主に3つ。外務省、国際交流基金による「国際交流基金」ブース、経済産業省による「Village Japon(ヴィラージ ジャポン)」ブース、観光庁による「ビジット・ジャパン」ブースである。
 「国際交流基金」ブースでは、日本語学習ウェブサイト「アニメ・マンガの日本語」体験コーナーや第4回国際漫画賞優秀賞を受賞のフランス人作家の展示、日本の玩具展の実施などを行う。また、「Village Japon」ブースは、主にイーコマースを通じたビジネス展開に力を入れる。
 会場は現地のマンガ出版社や日本のファッションに影響受けたショップ、さらに日本からはニコニコ動画なども出展する。今年も、大きな盛り上がりが期待される。

パリ・ジャパンエキスポ http://www.japan-expo.com/