TIFFCOMとCMT出展説明会開催 2011年は連携開催

 6月14日、東京・六本木ヒルズ森タワーにて、TIFFCOM2011とCMT(Creative Market Tokyo)2011の出展説明会が相次いで開催された。TIFFCOMはエンタテイメント分野の国際見本市で、今年で8回目を迎える。東京国際映画祭と連動することで、映画、テレビ番組、アニメーション、デジタルコンテンツ、出版など幅広いエンタテイメントのビジネスの場を提供する。
 一方、CMTは、コンテンツ制作者とビジネスのマッチングを目指す見本市である。2009年まで東京コンテンツマーケットとして開催、2010年にCMTに一新された。2011年からはTIFFCOMとの連携で、ビジネス支援をさらに強化する。今回、TIFFCOMとCMTの出展説明会を続けて開催したのも、こうした戦略からである。

 両見本市を主催するユニジャパンは、10月24日から26日までのTIFFCOM2011と10月26日から28日までのCMT2011と、開催日程を連続させる。特に、中間日となる26日は企画マーケットにフォーカスする日となり、ここを軸として両イベントの連携を生み出す。
 CMTはコンテンツ制作者の企画開発を得意とする一方で、TIFFCOMも近年の成長が著しい企画マーケット部門TPGを持つ。こうした分野での参加者の相互浸透を狙うようだ。

 もうひとつの試みがエンタテイメント会議事業の「UNIJAPAN ENTERTAIMENT FORUM(エンタテイメント)」である。「エンタテイメントフォーラム」は、国内外のエンタテイメントコンテンツ関連ビジネスのキーマンが集まりネットワークを築く。20以上のビジネスセッションから構成される。
 一昨年までTIFFCOM関連でばらばらに開催されていたビジネスフォーラムを、2010年に統合し好評を博した。今後、世界有数のエンタテイメント会議を目指す。
 2011年はこの開催日程を10月23日から28日と昨年の3日間から6日間に拡大する。各日「映画」、「テクノロジー」、「企画/共同製作」、「ライセンス」、「地域」などのテーマが設けられる。また、開催日程はTIFFCOMとCMTの全ての開催期間をカバーし、こちらも両イベントをつなぐ役割を果たす。

 2010年は出展者222社、登録者4162人、参加国56カ国といずれも過去最高となったTIFFCOMだが、やはり気になるのは震災の影響である。これについてユニジャパンは、本年は営業のスタートがやや遅れていると話した。
 欧米地域ではメディア報道による影響はあるものの、アジアについてはポジティブな反応を得ているという。近年、TIFFCOMは日本だけでなく、アジア各国企業のコンテンツ販売の場となっているだけに、アジア各国企業の出展、そしてそのコンテンツを買い付けるアジア・欧米のバイヤーをどの程度呼び込めるかが成功の鍵となりそうだ。

 一方、CMTの出展は本年より大きく変わる。企業からの申し込みによるプロフェッショナルブースと中小企業・個人事業のなかから優れたコンテンツ・技術を持つものを選抜するコンペティションブースに分けられる。
 とりわけ今回注目されるのは、これまでは出展対象としてこなかったコンテンツ・ライセンスのエージェントを認めることだ。コンテンツビジネスの発展を担う存在として、エージェントやマネジメント会社の役割に期待する。
 TIFFCOM、CMTの出展申し込みの詳細は、両イベントの公式サイトにて確認出来る。

TFFCOM2011 http://www.tiffcom.jp/index.html
CMT(Creative Market Tokyo)2011 http://www.cmtokyo.jp/2011/index.html