2010年の北米ライセンス市場は1.9%減 50億6500万ドル

 国際ライセ ンシング産業マーチャンダイザーズ協会(International Licensing Industry Merchandisers’ Association (LIMA))は、6月14日に2010年の北米のライセンス市場規模を発表した。この発表は6月14日から、米国ラスベガス市で始まったライセンシング・インターナショナル・エクスポ(Licensing International Expo)2011の開催に合わせたものだ。
 協会の集計によれば、2010年に北米地域でライセンス商品から生まれたロイヤリティの売上げ合計は50億6500万ドル(約4100億円)に達する。50億ドルの大台を超えたものの、前年の51億6500万ドルからは1.9%の減少となった。
 LIMAは前年比ではマイナスだが、消費動向が弱含んでいることを考えれば比較的堅調だったとしている。また、昨年末の小売店の動向はポジティブで2011年はより楽観的であると強気の見通しだ。

 LIMAの集計するランセンス市場には、キャラクターやファッション、音楽、スポーツ、トレードマーク・ブランド、音楽など幅広い分野が含まれている。しかし、市場の大半を占めるのは、キャラクターからのロイヤリティである。またこのなかにはテレビや映画、アニメ、ゲームなどエンタテイメントから派生する全てのキャラクターが含まれている。ライセンス市場がエンタテインメントと強い結びつきを持っていることも分かる。
 キャラクターからの売上げは、23億7600万ドル全体の47%にあたる。また、前年比では1%減と小幅な減少にとどまっている。

 続いて大きな市場となるのが、トレードマーク/ブランドでこちらは8億4500万ドル。全体の16.7%で前年比では3.9%と主要分野では最も落ち込みが大きかった。
 さらにファッションが全体の13.6%、スポーツが12.7%、ここまでで全体の9割を占める。売上げは、それぞれ6億9000万ドル(2.1%減)、6億4500万ドル(2.2%減)だった。

国際ライセ ンシング産業マーチャンダイザーズ協会
(International Licensing Industry Merchandisers’ Association (LIMA))
http://www.licensing.org/