事業再構築進むマーベラス 北米現地法人を売却

 ゲーム、音楽、アニメ、ライブイベント事業のマーベラスエンターテイメントは、5月31日付で北米現地法人のマーベラスエンターテイメントUSA(Marvelous Entertainment USA, Inc.)を売却する決定をした。6月30日付で、現在100%保有する同社の全株式を英国のゲームソフトの流通・販売企業ライジング・スターゲームス(Rising Star Games Limited)に譲渡する。譲渡価額はおよそ400万円となる。
 マーベラスエンターテイメントUSAは、マーベラスが開発したゲームソフトの流通・販売を目的に設立された。しかし、北米ビジネスの不振から事業を大幅に縮小、平成21年3月期に1億5500万円あった売上高は、平成23年3月期には800万円となり、同年は株式の減損損失1億1500万円も計上している。また過去3年間はいずれも最終赤字となっていた。

 マーベラスは今年5月10日に、ゲーム会社AQインタラクティブ、そしてライブウェアとの合併を発表している。
 合併先にあたるAQインタラクティブは、独自の米国販社であるXSEED JKS, Inc.を子会社として保有する。今後は海外流通にXSEED JKSを活用出来るとの判断も今回の決定につながったとみられる。

 一方、マーベラスエンターテイメントUSAを引き継ぐかたちとなるライジング・スターゲームスは、ヨーロッパとオーストラリアでゲームソフトの流通・販売を手掛ける。とりわけ日本のゲームソフトに強みを持つ。今回の買収で、北米地域での流通・販売網の拡大を目指す。

マーベラスエンターテイメント http://www.mmv.co.jp/