キネ旬がエンタメ叢書スタート 第1弾にアニメや3D

 キネマ旬報社とキネマ旬報映画総合研究所は、エンタテイメント分野を新たな視点から捉えた単行本レーベル「キネ旬総研エンタメ叢書」をスタートする。まず、5月下旬に「“日常系アニメ”ヒットの法則」と「3Dは本当に「買い」なのか」の2冊を発刊する。
 キネマ旬報社は映画雑誌「キネマ旬報」を看板に、映画評論や業界関連書籍などの刊行で知られる。そうしたなか新レーベルは従来の作品評論や作家研究とは異なったアプローチで、エンタテインメント業界やコンテンツ業界を読み解く。

 企画・編集を行うキネマ旬報映画総合研究所は、2004年に設立され映画をはじめとしたエンタテインメント産業の研究、データ分析などを行ってきた。シリーズには、そうした確かな分析が反映されそうだ。
 同時に各分野のトレンドや注目すべき事象を、ビジネスや社会学の側面から分かりやすく解説するとしている。より幅広い読者層に向けた手に取りやすいエンタテイメント分野の叢書となる。

 その第一弾の2冊は、現在、大きな注目を浴びる「日常系のアニメ」と「3D」のふたつを取り上げた。「“日常系アニメ”ヒットの法則」では、『けいおん!』、『らき☆すた』、『ひだまりスケッチ』、『あずまんが大王』などを題材に、「日常系」と呼ばれるアニメムーブメント、ヒットのカラクリを解き明かす。
 「日常系」とは一体どんな作品なのか? どのようにして生まれてきたのか? ゲームやライトノベルとの関係とは?などの様々なアングルから分析する。また社会情勢やサブカルトレンド、メディア環境の変化やコンテンツ市況とも関連づける。定価は税込み1260円。
一方、「3Dは本当に「買い」なのか」は、「3Dエンタテインメント」の時代が幕を開けといわれる中で、意外に知らない3Dの技術や市場動向、歴史と未来を紐解く。こちらは税込み1365円となる。

“日常系アニメ”ヒットの法則
四六判並製/192頁
定価: 1260円(税込)

3Dは本当に「買い」なのか
四六判並製/216頁
ISBN:978-4-87376-360-6
定価: 1365円(税込)

5月下旬2冊同時刊行