バンダイV 低価格DVD1995円で発売 攻殻、ヤマト等19作品

 劇場版ガンダムや世界名作劇場など、アニメDVDの低価格戦略を強めているバンダイビジュアルが、人気アニメの特別価格シリーズ「EMOTION the Best 1900」を10月から発売する。
 「EMOTION the Best 1900」は、そのタイトルどおり名作アニメと知られる人気タイトルを定価1900円(税込1995円)で発売するものだ。特典の少ないシンプルなパッケージで、名作とされる作品をよりリーズナブルに提供する。

 今回発売されるのは、バンダイビジュアルのライナップの中で特に代表作とされるものばかり19作品に及ぶ。まず目を惹くのが『機動警察パトレイバー』の3つの劇場映画。日本のSFアニメの名作である。
 同様にSFアニメを語るなかで避けて通ることの出来ない『攻殻機動隊』シリーズは、押井守監督の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』とテレビシリーズ『STAND ALONE COMPLEX』の3つの長編「The Laughing Man」、「S.A.C 2nd GIG Individual Eleven」、「Solid State Society」である。

 このほか『攻殻機動隊』シリーズと同じくプロダクション I.Gの名声を上げた『人狼 JIN-ROH』、STUDIO4℃の出世作『スプリガン』がある。
 そしてバンダイビジュアルの出発点であり、GAINAX初期の傑作『王立宇宙軍 オネアミスの翼』、さらに『劇場版 カードキャプターさくら』、『劇場版 エスカフローネ』、『ダーティペア 劇場版』などとにかく幅広いラインナップだ。
 12月25日に発売される『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』を筆頭にした劇場・長編シリーズ5作品がまとめてDVD化されるのも注目だ。今年12月にはシリーズ最新作『復活篇』の全国公開が予定されているから、映画と連動した盛り上がりが期待出来る。

 バンダイビジュアルは、既に「EMOTION the Best 」のタイトルで『THEビッグオー』、『スクライド』などテレビシリーズ4作品の廉価版DVD‐BOXの発売を決定している。今回は、長編アニメでも同様の企画商品を実現する。
 バンダイビジュアルは、今年に入り廉価版DVDの発売攻勢を強めている。価格を下げることで、これまでに捉えることの出来なかった顧客に到達するのが目的だ。この7月には劇場版ガンダムシリーズ10作品の3000円DVDも発売している。アニメDVDの販売が不振とされる中、バンダイビジュアルの新たなマーケティング戦略が注目されている。

バンダイビジュアル http://www.bandaivisual.co.jp/