東京テアトル業績予想修正 第4Qに震災の影響

 東京テアトルが平成23年3月期の通期連結業績予想の修正を行った。連結売上高をこれまでの203億円から191億6300万円に引き下げたほか、営業利益は5億5000万円から3億6000万円に、経常利益も1億8000万円から4500万円にそれぞれ引き下げられた。ただし、当期純利益は税効果などの影響で1億6000万円から2億200万円に増加する。

 売上高、営業利益、経常利益の減少は、第4四半期、3月11日起きた東日本大震災の影響が大きかった。期間中、映画興行の休業や営業時間の短縮が発生し、映像関連事業の映画興行事業の業績につながった。
 また、ホテル西洋銀座を運営するスモールラクジュアリーホテル部門で外国人客が大幅に減少し、低調だった。映画とホテルの両面で、影響を受けた。また、第4四半期中には、持分法適用関連会社の株式会社サーヴィンスカヤ西洋の株式を売却し、株式売却損として2億200万円を特別損失に計上した。

 こうした業績予想を受け、東京テアトルは配当予想も下方修正することを決めた。これまでは前年並みの1株につき2円だったが、これを1円に変更する。同社は東日本大震災の影響により経営環境の先行きが不透明であること、財務体質の強化と事業展開への備えをその理由に挙げている。

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