アニメ化作品も好調 角川グループ業績予想を上方修正

 出版・映像などの角川グループホールディングス(角川グループHD)は、4月26日に平成23年通期連結業績予想、配当予想をそれぞれ上方修正した。連結売上高はこれまで1360億円としていたが1400億5000万円に引き上げられた。また、営業利益も64億円から77億9000万円に、経常利益は70億円から85億7000万円に、当期純利益は23億円から63億6000万円に変更される。
 当期純利益は、当初見込みのおよそ2.8倍に拡大する見込みだ。これを受け角川グループHDは、期末配当金の予想も従来の1株当たり30円から35円に引き上げた。

 角川グループHDによれば、第4四半期も引き続き、テレビアニメ化されたライトノベルとマンガで重版販売が好調だった。また、ビジネス書、新書、ゲーム攻略本などでヒットがあり、売上高の拡大につながった。
 一方、収益性の高いDVD、Blu-ray Disc、ゲームソフトの販売増加により営業利益が伸びた。また、当期純利益の伸びは、グループ再編の効果によるものだとしている。翌年度から連結納税制度を適用することから、繰延税金資産の計上額が増加し、法人税負担が減少した。

角川グループホールディングス http://www.kadokawa-hd.co.jp/