テレ東とNAS  4キッズに「遊戯王」ライセンスの停止通告 

 米国のキャラクター企業4キッズエンタテインメント(4Kids Entertainment)は、3月30日に同社が日本のテレビ東京と日本アドシステムズ(NAS)から同社が受けていたアニメ『遊戯王』シリーズのライセンス停止の通告を受けたことを発表した。また、テレビ東京とNASからライセンスの支払いについて提訴されていることも明らかにした。
 権利保有者(ライセンサー)である2社は、4キッズエンタテインメントは、本来ライセンサーに支払うべきおよそ480万ドルのライセンス料を不当に隠し、支払いを逃れたと主張している。この中には映像パッケージからの分配金、不正な支出控除などが含まれる。

 2010年以降、この問題について両サイドで話し合いが続けれてきた。しかし、最終的にライセンサーは、3月4日にあらためて未払い金の支払いを求めた。それに対して4キッズは3月17日に善意の証として100万ドルの支払いを提示したがライセンサー側がこれを拒否し、今回のライセンス停止通告と提訴につながった。
 4キッズはライセンス停止について不当であり、有効なものでもないとして裁判所で争う構えを見せている。一方で、もしライセンスの停止が認められれば会社の財務状況と今後の運営に重大な影響を与えることを明らかにしている。さらに、テレビ東京、NASとの問題解決に向けた話し合いに失敗すれば、事業と資産保護のためにあらゆる手段を取り、連邦破産法第11条提出の可能性も除外しないと述べている。