地震の影響で アニソンイベント バンプレ博など中止に

  3月11日に起きた東北太平洋沖地震の影響によるアニメ関連イベントの中止、延期がさらに拡大している。ビジネス活動が始まった3月15日に、複数の大型イベントを含む多数の関連イベントの中止、延期が明らかになっている。
 こうしたイベントの中止は地震直後の安全性の問題、会場の問題、災害時の自粛に加えて、東北、関東地方で起きている電力不足に対応したものである。これらの地域では3月15日より電力供給の不足から計画停電を始めており、企業・団体や一般家庭に節電を呼び掛けている。これに対して消費電力の大きなイベントの開催中止を決めた場所も少なくない。

 まず大きなイベントでは、3月26日、27日に千葉・幕張メッセで予定されていた大型アニソンイベント「A FES」が中止を発表した。幕張メッセへの電力供給が不確実であること、公共交通機関の運行が不安定なこと、会場地域において余震が続いていることを理由としている。
 アニソン関連では、同じ3月26日、27日に東京・六本木ミッドタウンで予定していたコ・フェスタPAOWEEK内のアニソンライブ&トーク「NO ANISON NO LIFE」を中止した。コ・フェスタPAOWEEKは3月22日から27日まで行われる大型企画だったが、20余りの全イベントを取り止めている。また、東京・原宿で3月18日開催の「全日本 アニソングランプリスペシャルライブ」も中止となった。

 3月20日にバンプレストが、東京ビッグサイト開催予定の「バンプレスト博覧会(バン博)」も見送られる。バン博では、バンプレストと東映アニメーションの共同プロジェクトによる新作アニメの最新情報発表が予定されていた。バンダイナムコグループは、既に3月12日に予定していた「Gフェスティバル×エモーションフェスティバル2011」も中止している。
 バンダイナムコグループは今回の地震に対して、既に1億円の義捐金と社員の寄付を被災地に送付することを決めている。さらに節電に努めるとしており、東北電力、東京電力管轄の店舗の営業停止やイベントの自粛なども実施する。

 こうした相次ぐ中止で気になるのは、3月26日、27日に予定されている2つの大型アニメイベント 東京ビッグサイトの東京国際アニメフェア(TAF)2011、幕張メッセのアニメ コンテンツ エキスポ(ACE)の見通しだ。
 ACEは既に同日、同会場で行われるA FESが中止になっており、TAFも東京ビッグサイトを会場とするイベントの中止が相次いでいる。