ドリームワークスアニメ 2010年劇場映画3本で増収増益

 米国のアニメーション会社ドリームワークス アニメーションが2月24日に、2010年通期決算を明らかにした。『ヒックとドラゴン』、『シュレックフォーエバー』のヒットに支えられたほか第4四半期に『メガマインド』の公開もあり、年3本のブロックバスター映画を公開したことから、前年比で増収増益と好調な業績となった。これは前年には劇場公開が『モンスターvs.エイリアン』の1本だけだった反動もある。
 通期売上高は7億8500万ドルで前年比8%の増加、純利益は1億7100万ドルの同13%の増加である。同社のCEOジェフリー・カッェンバーク氏は、「同社が1年に3本の劇場CGアニメーションを公開した初のスタジオになり、その世界興行は16億ドルにも達した」と誇る。

 3作品のうち最も大きなヒットとなったのが、世界興行およそ7億5000万ドルの『シュレックフォーエバー』、『ヒックとドラゴン』が同5億ドル、『メガマインド』は3億2000万ドルである。
 また、『シュレックフォーエバー』と『ヒックとドラゴン』は、DVDやBDなどの映像パッケージをそれぞれ720万枚、750万枚販売した。 さらに旧作のテレビ放映権や映像パッケージも積み重なり、今回の決算となった。

 今後の見通しについては、2011年の第1四半期は比較的ヒット規模の小さかった『メガマインド』の映像パッケージの発売がビジネスイベントで売上げは控えめになりそうだ。年間を通じては5月公開の『カンフーパンダ2』、11月公開のシュレックシリーズのスピンオフ作品『Puss in Boots』の動向が鍵を握ることになる。2011年の公開予定はこの2本のみとなる。
 2012年、2013年は再び年3本体制に戻る。ドリームワークスの業績が再び伸びるのは、2012年以降と見られる。

ドリームワークス アニメーション(DreamWorks Animation SKG, Inc)
http://ir.dreamworksanimation.com/