今年のMIPTV4月4日~ アジア・アニメーション特集上映も

 世界で最も重要な国際エンタテイメントコンテンツ見本市のひとつMIPTVが、4月4日から7日まで、フランス・カンヌで開催される。
 MIPTVはもともと国際番組見本市として知られてきたが、近年は総合的なエンタテイメントコンテンツのマーケットとしての色合いを強めている。デジタルコンテンツのショウケースである「content 360」などがその代表だ。
 インターネット、モバイル向けのコンテンツも多く、その制作者、バイヤーのとってもビジネスの場としての重要性が増している。さらに今年はソニーとの協力による3Dコンテンツにスポットライトをあてるなど、最新の映像コンテンツのテクノロジーを取り入れたプログラムを用意する。

 MIPTVの持つ国際的なコンテンツ見本市としての機能は、番組の売込みをする日本のアニメ関係者にとっても重要な取引の場として活用されている。毎年放送局、製作会社など多くの日本企業がMIPTVのためにカンヌを訪れる。
 番組のセールスは展示場に設けられた企業ブースや個別取引で行なわれるが、2011年はもうひとつアジアのアニメーションに限定した企画が行われる。最新の番組を紹介する4つのスクリーニング・セッション(Screening sessions)で、アジア・アニメーション特集(Asian Animation Screenings)が企画される。上映作品は日本、中国、韓国、マレーシア、インドの最新作としており、アジアのアニメーションが活発に取引される。

 新興国の経済成長が進む中、そうした国々で人口の多い若年者に向けたエンタテイメントは世界的に成長市場となっている。放送業界でも、子供向けの番組、その中核を占めるアニメーションは注目のマーケットになっており、ビジネスも拡大している。
 今回のAsian Animation Screeningsは、そうした中でアジア製のアニメーション番組に世界から高い関心が集まっていることを示していそうだ。

MIPTV  http://www.mipworld.com/en/miptv/
2011年4月4日~7日
フランス・カンヌ