2010年映像ソフト市場3%減 BDは400億円にGfK調べ

 消費動向調査会社GfK ジャパンの調べによると、2010年の国内の一般販売(セル)映像ソフト市場は2348億円と前年比で3%減だった。また、数量ベースでは5936万枚と1%減となった。
 昨年に引き続きの減少であるが、過去数年間はいずれも二桁減少となっており、下げ幅は縮小した。GfK ジャパンでは、市場の縮小傾向に一服感が見られるとしている。

 市場縮小の下げ止まりを後押ししたのが、Blu‐ray Disc市場の急拡大である。2010年のBDソフト市場の売上高は、2009年の200億円から一気に405億円と2倍となった。数量ベースでも、813万枚126%増である。BDのハード機器の普及が次第に進んできたこと、ソフトのラインナップ充実が、後押ししているようだ。
 また、調査では販売チャネルでEコマースが過半数を越えていることを、BD販売の特徴として指摘している。BDソフトの市場拡大はEコマースによるところが大きい。
 さらに、BDソフトの特徴である洋画と日本アニメへの二極集中が続いているとしている。このふたつのジャンルで全体の8割以上を占めるほど、依存度は高い。BDソフトを重視するアニメファンが、BDの普及に大きな役割を果たしているようだ。

 一方、映像ソフト全体の販売チャネルでも、Eコマースが遂に1位となった。全体の43%を占め、ネットショップの勢いを感じさせる。発売元ではエイベックス、販売元はソニーミュージックが首位となっている。
 GfK ジャパンは、2011年も映像ソフト市場は引き続き微減傾向としている。またBDソフト市場は、2010年のおよそ1.5倍に成長するとしている。

GfK ジャパン http://www.gfkjpn.co.jp/