コーエーテクモHD 子会社再編コーエー、テクモ統合

 コーエーテクモホールディングス(コーエーテクモHD)は、4月1日付けで子会社の再編を行なう。平成21年4月の経営統合以来、別会社としていたコーエーとテクモを完全統合する。
 コーエーテクモHDは、現在ゲーム事業の子会社としてコーエーテクモゲームスを持つ。さらにコーエーテクモゲームスの下に子会社としてコーエーとテクモがあるかたちだ。このうちコーエーとテクモの2社をコーエーテクモゲームスに吸収合併し、3社の事業を統合したコーエーテクモゲームスを直接子会社とする。コーエーとテクモの2社は消滅会社となる。
 
 また、コーエーテクモゲームスは、アミューズメント施設事業、パチスロ・パチンコの事業を手がけるコーエーテクモウェーブからもメディア・ライツ事業を引き継ぐ、ゲームとライツを中心にグループの中核事業と位置づけられる。
 コーエーテクモHDは、ゲーム事業のコーエーテクモゲームス、アミューズメント・遊戯機のコーエーテクモウェーブ、ゲーム販売のコーエーテクモネットの3社を中心とする体制となる。これに他に子会社が加わる。
 
 コーエーテクモHDは、平成21年4月にふたつのゲーム会社が経営統合し誕生した。経営統合前に起きていたテクモの経営混乱収束や、テクモに対するスクウェア・エニックスからの株式公開買付けの表明に対抗する狙いがあった。さらに世界規模で進むゲームビジネスのグローバル化、巨大化にも対応したものだ。
 その際には合併ではなく、両社の特徴を活かすことを目指し、それぞれを独立会社として傘下に置く持ち株会社の方法が取られた。しかし、経営統合から2年で、両社の事業の統合に踏み出すことになる。  
 同社は今回の子会社再編について、ゲーム業界のグローバル化の進展や新ハードの登場、ソーシャルゲーム分野の急成長といった変化に迅速に対応する必要があるとする。そのうえで、コーエーテクモゲームス、コーエー、テクモを統合することで柔軟で機動的に変革を推し進めることが可能になるとしている。

コーエーテクモホールディングス http://www.koeitecmo.co.jp/