ドワンゴ決算 第1四半期ニコニコ動画小幅赤字

 2月9日、ドワンゴは平成23年9月期第1四半期(22年10月~12月)の決算発表を行った。売上高は85億8900万円で前年同期比12.6%増となったが、営業利益は3億9400万円(同11.2%減)、経常利益は3億5800万円(18.3%減)といずれもマイナスであった。四半期純利益は3億3100万円と9.4%の増加である。
 売上、利益とも大きな割合を占めるのが、着うたや着うたフルなどを音楽配信を中心としたモバイル事業である。著作権使用料の増加はあるものの売上高は44億5600万円、営業利益は7億7800万円と安定した収益を生み出している。
 ゲーム事業は赤字だった。売上高は17億3300万円、営業損失6400万円である。携帯型、据置型への提供のほか、受託、共同開発、海外タイトルの展開などを行っている。

 ニコニコ動画の運営を行うポータルサイト事業は、規模の拡大が続いている。売上高21億8500万円は、直近の平成22年第4四半期単独(22年7月~9月)に較べて18.4%の増加となる。また、前年同期(21年10月~12月)比では、68.2%増という高い伸びとなった。
 売上高の伸びは、プレミア会員の増加に支えられた。22年12月末現在で有料のプレミア会員数は100万人を超え108万人まで達した。この結果3ヵ月のプレミア会員売上高は、16億2100万円、視聴の拡大に伴い広告売上も4億100万円となった。一方、アフィリエイト売上は5800万円、ポイント売上他が1億500万円となっている。
 一方、営業利益は4期ぶりに赤字になった。900万円の小幅営業損失だが、動画回線費の増加のほか、事業拡大に伴うコストが増加しているとみられる。

 ドワンゴは通期では売上高185億4000万円、営業利益5億4000万円、経常利益5億4000万円、当期純利益4億5000万円を見込む。うちポータル事業の売上は97億2000万円、営業利益は1億円を予想する。

ドワンゴ http://info.dwango.co.jp/