ブロッコリー筆頭株主にアニメイト ガンホー株式売却で

 アニメ・ゲームファン向けのキャラクターグッズ小売大手ブロッコリーは、同社の筆頭株主がガンホー・オンライン・エンターテイメントからアニメイトに異動したと発表した。ブロッコリーによれば、2月4日付でガンホーが関東財務局長に提出した「大量保有報告書(変更報告書No.5)」、「大量保有報告書(変更報告書No.6)」を確認したことで明らかになったとしている。
 ガンホーの持ち株比率は2010年8月31日付で議決権ベースの15.69%だったが、2011年1月31日現在で10.62%、2月1日現在で8.63%まで下がった。株式市場にて、売却を進めているとみられる。

 これまで大株主第2位であったアニメ関連事業のアニメイトの持ち株比率は11.31%と変化がない。このためアニメイトがブロッコリーの筆頭株主に新たに浮上する。また、ブロッコリーはガンホーが2月1日以降も同社の株式売却を進めているとしており、株主順位は3位となっていると判断している。

 一方、ガンホーは1月27日と2月1日にそれぞれ、投資有価証券の売却利益5000万円と4700万円、合計9700万円を計上している。これらは上場株式を市場で売却したものであると報告しており、財務体質の向上と保有資産の効率運用を図るためだとする。
 ガンホーは2005年10月にタカラトミーより株の譲渡を受け、それ以後大株主としてブロッコリーの経営に関わってきた。その後ブロッコリーの業績不振が続き、その経営立て直し取り組んできた。
 また、2008年には同業大手のアニメイトにブロッコリーへの出資を仰いだ。ブロッコリーとアニメイト両社の共同出資会社アニブロを設立するなど、共同事業による経営の立て直しを目指した。
 今回のガンホーの株式売却で、同社のブロッコリーに対する経営関与は一気に弱まるとみられる。しかし、新たに筆頭株主となるアニメイトの持ち株比率も11.31%にとどまっており、今後さらにブロッコリーとの提携を深めるのか現状では明らかでない。

ブロッコリー http://www.broccoli.co.jp/
ガンホー・オンライン・エンターテイメント http://www.gungho.co.jp/
アニメイト http://www.animate.co.jp/