ロードス島戦記 オンラインゲーム化 ゲームオンが展開

 オンラインゲーム事業のゲームオンは、長編ファンタジー『ロードス島戦記』のオンラインゲーム開発・運用のグローバルライセンスを獲得した。1月24日に、角川プロダクション、スロウカーブの3社と契約締結を行なった。
 契約のなかにはPC向け、モバイル向け双方のオンラインゲームの開発権と全世界における運営権が含まれる。今回の契約により、ゲームオンは『ロードス島戦記』の小説の原作者である水野良氏をスーパーバイザーとし、オンラインゲームの開発をする。また、日本だけでなく世界での運営サービス展開を目指す。開発スケジュールや海外での運営サービス地域、正式有料サービス開始時期は、現在は未定としている。

 ゲームオンは2001年に、オンラインゲームに特化したエンタテイメント企業と設立された。『RED STONE』や『MU -奇蹟の大地-』といったタイトルを保有する。しかし、これまでは他社開発のタイトルが多く、自社開発の導入が課題となっている。このため近年は、自社開発に向けた日本国内の人気作品導入、そのオンラインゲーム化を進めている。
 これまでに『銀河英雄伝説』、『電脳コイル』のブラウザゲーム化とグローバル展開の権利獲得が発表されている。今回の『ロードス島戦記』は、ブラウザゲームでなくオンラインゲームとなるが、有力コンテンツ獲得の第3弾となる。

 『ロードス島戦記』は、角川書店のゲーム・マンガ雑誌のテーブルトークRPGの再現(リプレイ)記事からスタートしたユニークな作品である。累計発行部数1000万部となった小説のほかマンガやゲームなど様々なメディア展開をする。90年代末にはアニメもされており、国内だけでなく海外でも人気を博した。
 作品は呪われた島ロードスを舞台に、国家同士の争乱を描く。人間やエルフなど多数の種族が登場し、冒険しながら戦っていく。テーブルトークRPGから始まったこともあり、ゲームとの親和性が高いとみられる。ゲームオンは、海外子会社のGeon InvestmentやGameOn Studioと協力して、今後もオンラインゲーム市場の活性化を図るとしている。

ゲームオン http://www.gameon.co.jp/