ソニーがVODスタート ガンダムUCやヴァルキュリアOVAも

 ソニーは2011年1月26日より、ネット対応液晶テレビ「ブラビア」を利用した独自のビデオ・オン・デマンドの映像配信サービスQriocity(キュリオシティ)を国内でスタートする。Qriocityは2010年4月より米国で、11月からは西ヨーロッパの主要5カ国で既にサービス提供を行っている。満を持していよいよ国内市場に乗り出す。
 サービスは「Video On Demand powered by Qriocity」と名付けられており、ハリウッド映画や邦画、アニメなどをビデオ・オン・デマンドで視聴出来るものだ。特徴は映像端末のモニターに「ブラビア」を使うことから、インターネットの利便性をテレビの大画面で手軽に楽しめることだ。
 Qriocityビデオ・オン・デマンドでは、対象機器をネットワークに接続するだけで、HD(高画質)とSD(標準画質)の双方で映像を楽しめる。ストリーミング形式で、価格は1タイトルあたりHD版で500円から1000円、SD版で350円から700円を予定している。(いずれも税込)

 サービス開始にあたって、ソニーは人気作品を中心に200タイトル以上を用意した。作品はソニーと契約するコンテンツホルダーが、提供する。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメンを初め、20世紀フォックス、ユニバーサル・ピクチャーズ、パラマウント・ピクチャーズ、ワーナー・ブラザースなどのハリウッドメジャーや角川書店、松竹などが含まれる。
 このなかにはアニメタイトルも含まれており、サービス導入時のキラーコンテンツのひとつになる。 なかでも目玉になるのは、バンダイチャンネルの提供で3月5日より配信開始する『機動戦士ガンダムUC episode 3 ラプラスの亡霊』だろう。これまでシリーズの先行配信はPlayStationStore(PSS)でしか行われて来なかったからレア感が高い。また、2011年春にリリースを予定するOVA『戦場のヴァルキュリア 3 誰がための銃瘡』(セガ提供)も、PSSと並びQriocityビデオ・オン・デマンドで先行配信する。このほか『インセプション』、『バイオハザードⅣ アフターライフ』、『エアベンダー』など話題の大作映画が並ぶ。

 ソニーでは、今後、順次ラインナップの拡大を進めて行く。それと同時に、ブラビア以外のソニーのネットワーク対応機器にも順次展開をする。ソニーによるコンテツ配信ビジネスに中核となる。
 さらに映像のほか音楽、さらに将来的にはゲームや電子書籍も含む様々なデジタルエンタテインメントコンテンツの提供サービスに広げて行く予定だ。デジタル時代、ネットワーク時代に対応したソニーの戦略プロジェクトの位置づけだ。

Qriocity  http://www.qriocity.com