角川グループ 家庭用ゲームソフト事業をゲームスに統合

 角川グループは、2011年4月よりグループの家庭用ゲームパブリッシング事業を統合する。1月20日に角川ゲームスが開催した「角川ゲームスカンファレンス 2011 KICKOFF」で発表した。グループの家庭用ゲーム機ビジネスの体制を一気に組み直す。
 新体制は角川ゲームスが中心となる。グループ内で個別に事業展開されてきた角川書店、アスキー・メディアワークス、エンターブレイン、角川ゲームスの家庭用ゲームパブリッシング事業を角川ゲームスに統合する。これまで角川ゲームスは、アスキー・メディアワークスとエンターブレインの制作する家庭用ゲームソフトの発売と販売を行ってきたが、ゲームパブリッシャーとしてより存在感を増す。

 角川ゲームスは、統合によりグループのゲーム事業の一体化を進める。ゲーム事業における効率化だけでなく、ビジネスのボリュームが大きくなることで、他社との交渉力も増す。
 また、事業統合後の目玉となるタイトルが今回発表された。Wii及びニンテンドー3DSに向けたタイトル『天空の機士ロデア』である。ゲーム開発を中裕司氏が率いるプロペが担当、シナリオには実弥島巧氏を起用したフライングアクションゲームだ。発売日、価格などは今後発表されるが、日本だけでなく海外へも展開するとしており、フラッグシップタイトルになりそうだ。

 角川ゲームスは、2009年4月に角川グループがゲーム戦略会社として設立した。出版、マンガ、映像などの様々なエンタテイメント事業を展開する角川グループで、弱い分野であったゲーム事業の強化を目指したものだ。今回は体制を整えることでいよいよ本格的に乗り出す。
 また、角川グループは今年1月1日に角川書店が角川映画を吸収合併するなど、矢継ぎ早にグループの統合・再編を行なっている。グループ企業が多く重複事業が多かった体制をより効率化し、競争力の強化を目指している。

角川ゲームス http://www.kadokawagames.co.jp/