東映2011年劇場ラインナップ発表「スイートプリキュア」など

 映画会社大手の東映は、2011年公開予定作品のラインナップを公開した。発表されたのは、既に明らかにされている作品も含めて23タイトルである。このなかには2010年10月公開予定の『映画 スウイートプリキュア♪』(仮題)、5月21日公開の『スーパー戦隊35作記念作品』(仮題)などが含まれる。
 2011年に公開されるアニメ映画は5本になる。3月19日公開の『映画プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花』、今回副題が発表された『ワンピース3D 麦わらチェイス』と『トリコ3D開幕!グルメアドベンチャー!!』、5月28日公開の『手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく』、そして『映画 スウイートプリキュア♪』である。このうち『ワンピース』と『トリコ』は、ジャンプ HEROES filmと題して2本同時上映となる。

 アニメ映画で注目されるのは、まずこのジャンプ HEROES filmだろう。集英社の人気マンガ誌「ジャンプ」を冠した映画だけに、東映や東映アニメーションに集英社も加わった大規模なプロモーションが行なわれそうだ。昨年およそ48億円の興収を実現した『ワンピース』が再び登場することも多くの関心が集める。さらに、2作品とも現在話題の3D(立体視)映画であることも注目を浴びそうだ。
 『映画 スウイートプリキュア♪』は、秋・冬公開のプリキュアシリーズ劇場版としては8作目となる。テレビシリーズは2月からスタートで、放映前からの劇場化決定である。とはいえ現在放映中の『ハートキャッチプリキュア』や2010年の2本の劇場映画はいずれも大ヒットになっているだけに規定路線だ。
 『手塚治虫のブッダ』は3部作と発表されているが、現段階で第2部の劇場公開は2011年中にない。大作映画になると見込まれるだけに、じっくりと制作されるようだ。

 2010年の特撮映画の好調を受けて、2011年も数多くの特撮作品が並んだ。仮面ライダーシリーズと戦隊シリーズで4作品である。1月22日公開『天装戦隊ゴセイジャー VS シンケンジャー エピックON銀幕』、『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』(4月1日公開)、『スーパー戦隊 35作記念作品』(5月21日公開)、『劇場版 仮面ライダーオーズ/海賊戦隊ゴーカイジャー』となる。
 『レッツゴー仮面ライダー』はシリーズ40周年記念、スーパー戦隊も35周年記念とイベントムービーとなっているのが特徴だ。話題づくりで作品を盛り上げる。
 今回の発表で東映の公開映画23タイトルのうち8タイトル(9作品)とおよそ1/3がアニメ、もしくは特撮ヒーローとなる。子供向け作品に強い東映の力が発揮される。実写映画では『天才バカボン』など作者で知られるギャグマンガの巨匠赤塚不二夫さんをモデルにした『これでいいのだ!!映画 ★ 赤塚不二夫』、昨年奇跡の生還として話題を呼んだ小惑星探査機はやぶさをテーマにした『小惑星探査機 はやぶさ -遥かなる帰還-』(仮題)などもある。

東映 http://www.toei.co.jp/