アニメーション映画も500円 ソニーP×西友企画商品

 ソニー・ピクチャーズの人気映画DVDが、1タイトル税込500円の低価格で12月25日から発売開始した。これはソニー・ピクチャーズ エンタテインメント ホームエンタテインメント(SPEJ)と西友が手を組んだ共同企画で、西友の国内368店舗でソニー・ピクチャーズが誇る人気映画20作品が並ぶ。
 発売タイトルには『ダ・ヴィンチ・コード』や『ハンコック』、『未知との遭遇』などの大作、名作が含まれる。アニメーション映画も見逃せない。2009年の劇場公開が話題を呼んだばかりの『くもりときどきミートボール』、『モンスター・ハウス』、『サーフズ・アップ』とソニー・ピクチャーズの制作チームの技術力が発揮されたCGアニメーションが見どころだ。

 今回発売されたタイトルは、これまでいずれも1000円以上で発売されてきたものばかりである。また、ハリウッドメジャーのタイトルが、版権切れでもなく、セールでもなく、定価で500円というのは、これまでにない思い切った価格設定だ。
 SPEJによればこうした価格は省資源化も実現した簡易仕様のエコパッケージの導入や、事前に西友の店頭で行ったアンケート調査によるところが大きい。パッケージの省力化と同時に、コンシュマーから人気の高いタイトルだけに特化することで大量販売を実現する。低コスト大量生産のビジネスモデルを実現する。低価格設定で、従来の映画ファン以外の市場開拓も目指す。

 もうひとつポイントとなるのが、西友の親会社である米国ウォルマートの存在だ。ウォルマートは米国最大の小売りチェーンで、その圧倒的な販売力で知られている。米国内ではDVD市場の相当数を占めている。
 DVD販売でのウォルマートの強さは、他の商品と同じく低価格、売れ筋商品への絞り込み、そして自社店舗向けのオリジナルの企画商品である。今回の試みは、こうした米国でのDVD販売戦略を日本に持ち込んだかたちだ。ただし、日本の小売りに占める西友のシェアは、ウォルマートの米国でのそれとはかなり開きがある。また、西友の低価格戦略は、日本の小売チェーンでまだまだ馴染みがない。それだけに、DVDによる新たなマーケティングが西友の新たな事業展開につながるかも注目されるところだ。

人気タイトル オリジナルDVD
500円
発売日: 12月25日(土)
価格: 500円(税込)
販売店舗: 368店舗
発売元: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
タイトル: 20 タイトル