映画「GANTZ」 米国公開はワンデーイベントで325館上映

 2011年1月29日国内公開される話題の大作映画『GANTZ』の米国でのワールドプレミアの詳細が明らかになった。日本に先駆けた『GANTZ』の米国上映は先頃、発表され話題を呼んだばかりだ。
 米国での上映は国内公開のおよそ1週間前、1月20日のワンデイイベントとのかたちになる。デジタルシネマのシステムを用いて、全米325のスクリーンで上映する。上映に際しては、本作に出演する二宮和也さんと松山ケンイチさんがライブ中継でインタビューに答える予定もあり、イベント感を盛り上げる。

 映画の配給はVIZピクチャーズによるNEW PEPOLEとデジタルシネマのライブ興行のNCM Fanthomによる。また、北米で『GANTZ』の原作マンガの翻訳出版を行なうダークホース・コミックス(Dark Horse Comics)がスポンサーとなる。
 『GANTZ』の上映劇場数は300館以上になるが、これらの劇場はカルフォルニア州、ニューヨークを中心とした東海岸、シカゴを中心とした中西部、テキサスなどの大都市部に集中している。新しいエンタテイメントが好きな都心のファンを狙っているようだ。またチケット料金は大人で11ドル前後、一般的な映画チケットよりやや高めで、イベントプライスとして設定されている。

 VIZピクチャーズは北米の日本マンガ出版、アニメ事業の関連会社で、実写を含めた映画事業を中心に展開している。NCM Fanthomは、映画館を使いオペラやスポーツイベント、コンサートなどの上映イベントを行なう大手だ。
 両社はこれまでも映画『デスノート』の同様のイベント上映で成功を収めている。『GANTZ』はそれに続くものだ。さらに今回はワールドプレミアとしてイベント価値を高めることで、これまで以上の成功を狙うことになる。一方、日本側にとっては、北米での大掛かりなイベントが国内公開に向けた前宣伝となり。互いに得るものが大きい。発表時は海外先行公開として驚きを与えたが、今回の試みが成功すれば今後も同様のイベントが続く可能性もある。

映画『GANTZ』(国内) http://gantz-movie.com/index.html
NCM Fanthom
http://www.fathomevents.com/originals/event/gantz.aspx