モバイル動画配信のQTVビデオ Android向けに進出

 国内モバイル公式動画配信サービス最大のQTVビデオは、Android スマートフォン向けサービスを12月7日に開始した。無料の「QTVビデオ」アプリをダウンロード後、月額525円のプレミアム登録、その後有料または無料のコンテンツを視聴する。
 配信にあたっては、QTVビデオを運営するフロントメディアが独自に開発したプレミアムエンコードを利用する。このシステムを利用することで、高画質・高音質のストリーミング型サービスを提供、iPhoneなどに見られるダウンロード待ちのストレスが回避出来るという。

 また、スタートにあたり、ハリウッド映画、テレビドラマ、アニメなど5000本以上の作品を用意した。これは現在iTune Storeがダウンロード型で提供する動画配信タイトル1000本以上のおよそ5倍の水準にあたる。QTVビデオを運営するフロントメディアは、1年以内にさらに3万本の水準まで引き上げるとしている。現在、携帯向けに配信している本数とほぼ同水準となる。
 ライバルのサービスとの差別化で、ユーザーにアピールする。フロントメディアは新世代の端末でも、携帯と同様にビジネスリーダーを目指す。

 QTVビデオは、国内最大のモバイル向けの公式動画サイトとして、iモード、Ezweb、Y!ケータイなどでサービスしている。サービス開始当初はアニメの配信が多かったが、現在は映画やドラマでも実績を伸ばしている。ハリウッド映画や在京キー局の人気ドラマ、バラエティ、アニメなどそのラインナップの幅広さが特色だ。
 特に今回は、Androidでの配信では世界初となるハリウッド映画が目玉になる。『ダ・ヴィンチ・コード』や『スパイダーマン』、『噂のモーガン夫妻』などを並べた。
 得意とするアニメも人気作品が数多い。最新テレビアニメ『侵略!イカ娘』から『イナズマイレブン』、『君に届け』 、『けいおん!』 などの話題作、『未来少年コナン』、『MONSTER』などがラインナップされた。
 モバイル、インターネットのコンテンツ配信では、2010年にiPhone、iPadが大きな注目浴びた。その一方で、次世代の端末として、Android スマートフォンが早くも関心を集めている。これに目をつけたフロントメディアのいち早い取り組みは、目が離せないものとなりそうだ。

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