電子書籍販売のイーブック 累積販売1000万冊突破へ

 国内大手の電子書籍販売サイト「eBookJapan」の書籍販売数が、2011年1月に累計1000万冊を超える見込みだ。サイトを運営するイーブック イニシアティブ ジャパンが明らかにした。
 同サイトの書籍販売は2005年5月に100万冊を超え、2008年8月に500万冊を突破している。売上げは2005年以降に急増しており、現在の電子書籍ブームに先立って「eBookJapan」の利用者が増加していたことが分かる。累積販売1000万冊は、電子書籍が最早ニッチでないことをあらためて感じさせるものだ。

 イーブック イニシアティブ ジャパンは2000年に会社を設立、国内電子書籍販売事業の老舗である。長年、国内電子書籍事業の先駆者として業界を代表する企業となっている。
 また、電子書籍市場の立ち上がりが電子マンガに牽引されていたこともあり、特にマンガ分野を得意としている。サイトで販売されているタイトルは、世界最大規模の電子マンガのラインナップを中心に4万2000点に及ぶ。
 近年は、既存の出版物の電子化だけでなく、マンガ家から直接作品の提供を受けたり、独自企画の販売を行うなどより幅広い展開を目指している。

 イーブック イニシアティブ ジャパンは、今回の累計1000万冊を記念したプロモーションを行う。その第一弾として、これまで有料で提供していたトランクルームサービスを2011年1月18日より無料化する。これまで1260円から6300円の料金がかかっていた。
 トランクルームサービスは、購入して書籍をネット上に保管するシステムである。登録した3台までの端末でどこでも自身の購入した書籍にアクセス出来る。クラウド型のサービスが普及するなか、こうしたサービスを強化する狙いもありそうだ。

eBookJapan  http://www.ebookjapan.jp/