ポリゴン・ピクチュアズ アジア太平洋の成長企業500に

 監査法人トーマツは、12月2日にデロイト トウシュ トーマツ リミテッドがまとめたアジア太平洋地域のテクノロジー関連企業の成長企業ランキング第9回「アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」を発表した。アジア太平洋の主要9カ国のテクノロジー、メディア、テレコミュニケーション分野の企業のうち過去3年間で成長率の高った企業500社をランキングにしたものだ。
 ベスト500のうち日本からは29社が選ばれた。また、この29社の中の総合449位にCG映像制作のポリゴン・ピクチャアズが入っている。インターネットやモバイル、バイオなどの企業が並ぶなか、数少ない映像制作・コンテンツ制作企業からのランキング入りとなっている。

 デロイト トウシュ トーマツはニューヨークに本部を置く世界的な企業グループである。各国にあるメンバー法人から構成され、監査、税務、コンサルティング、ファイナンシャル アドバイザリーなどのサービスを提供する。トーマツはその日本メンバーとなっている。
 「アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」は、そうしたデロイト トウシュ トーマツの国際ネットワークを利用して、上場企業、非上場企業の中からこのランキングを作成する。成長企業の指標として国際的にも注目されている。

 ポリゴン・ピクチュアズは、1983年に設立。CGキャラクターの開発やデジタルコンテンツの企画・制作、特にCGアニメーションの技術に定評がある。ハイエンドなCGアニメーションを得意とし、1980年代終わりより、界的なCGイベントSIGGRAPHをはじめ国際イベントに出品し数多くの賞を受賞している。海外にも知られた存在だ。最近は、フルCGアニメーションで注目を浴びた映画『ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~』のCGアニメーション制作、ゲーム『ストリートファイター4』のグラフィック・ムービー全編などを担当している。
 今回の発表によれば、ポリゴン・ピクチュアズの過去3年間の売上げ成長率は71%となる。これは同社のビジネス成長が高いと同時に、近年、急成長を遂げている国内のCGアニメーション産業の状況も反映していそうだ。日本ではアニメーション産業というとセルアニメーションの制作企業が直ぐに考えられる。しかし、CGアニメーション制作は確実にその存在感を高めている。

ポリゴン・ピクチュアズ http://www.ppi.co.jp/
トーマツ http://www.tohmatsu.com/