世界同時発信目指すモーニング公式サイト英語版近日公開

 マンガ誌「モーニング」は、日本を代表する青年マンガ誌だ。数々の人気作品を生みだし、国内のマンガのトレンドを牽引する。その「モーニング」が11月25日に公式サイトを大幅リニューアルした。新連載を多数スタートさせ、公式キャラクター「モーニンぐま」も登場、ウェブ展開に大きな力を注ぎこんでいる様子が伝わる。
 そうしたなかで「モーニング」の今後の海外展開についても明らかにしている。モーニング公式サイトは英語版サイトを近日中に公開する予定だ。モーニングWebチームによれば、これはモーニングの世界同時発信を目指す動きの一環である。モーニング公式サイトを多言語対応化させることで、最初の一歩とする。

 日本マンガ誌の英語版公式サイトは、小学館、集英社、小学館プロダクションが出資する米国法人のVIZメディアが運営する「少年ジャンプ」、「少女ビート」(*日本では展開されていないブランド)、「IKKI」などがある。しかし、日本から直接、同時発信を目的に公式サイトを立ち上げているマンガ誌はない。もし、実現すればマンガビジネスの海外展開にインパクトを与える。
 とりわけ海外のファンに待ち望まれている世界同時発信はどういったかたちになるのか?そのインパクトは?といった部分で国内外のマンガ関係者の関心を集めるだろう。すでに世界同時配信が進み始めているアニメに続くものとなるのかと興味は尽きない。

 新しい時代への対応は新世代のプラットフォームでも進められる。モーニング公式サイトは11月25日にMorning Manga.mobileの配信をスタートした。無料のスマートフォン向け専用アプリは、iPhone、Android端末いずれにも対応する。
 アプリではモーニング公式サイトのRSSやTwitterアカウントと連携し、最新情報をリアルタイムで伝える。また、「モーニング」、「モーニング・ツー」最新号の表紙や掲載作品情報を発売日前に知らせる。今後も新しいサービスの導入や遊びにもトライする。
 出版業界の危機が語られることが増える中で、マンガ出版のビジネスをデジタル、そして海外へ拡大する。モーニングのアグレッシブな新しい試みが注目だ。

モーニング公式サイト http://morningmanga.com/