角川グループ 11年1月1日付 子会社4社の合併決議

 角川グループホールディングスは、11月25日に連結子会社4社の合併による再編を決議した。合併方針は9月30日に明らかにされており、今回はそれを正式に進めるものとなる。
 まず情報雑誌出版を手がける角川マーケティングがその子会社でやはり情報雑誌事業の角川・エス・エス・コミュニケーションズを吸収合併する。また、デジタルコンテンツ事業の角川コンテンツゲートは、同社の子会社である電子書籍・電子コミック配信のワーズギアを吸収合併する。いずれも2011年1月1日付けとなる。
 角川グループHDによれば、4社の合併はグループ組織の再編の一環である。雑誌事業での競争力強化と電子書籍などのデジタルメデ分野での成長を目指すためだ。重複事業の統合で組織の効率化を進める狙いもあるとみられる。

 そうしたなか同社は現在、かなり早いスピードでグループの再編に乗り出している。11月1日には角川映画が角川エンタテインメントを吸収合併したばかりである。また、2011年1月1日には、角川書店による角川映画の吸収合併、アスキー・メディアワークスによる魔法のiらんどの吸収合併も行なわれる見込みだ。
 角川・エス・エス・コミュニケーションズは、1980年代にセゾングループの出版事業として設立された。2001年に角川グループ入りしたが、独立会社としては姿を消すことになる。

角川グループホールディングス http://www.kadokawa-hd.co.jp/