米国アニメ会社ファニメーション 第2四半期は減収減益

 米国最大の日本アニメ会社であるファニメーション(FUNimation Entertainment)の2011年3月期第2四半期までの決算は減収減益だった。同社の親会社であるエンタテイメント商品の流通会社ナバレ(Navarre Corporation)の決算で明らかになっている。
 ナバレは2010年5月27日にファニメーションの売却方針を明らかにしている。このためファニメーションの決算は非継続事業として、ナバレ全体の決算には含まれず個別の業績が発表されている。

 発表によれば、第2四半期まで6ヶ月間のファニメーションの売上げは1670万ドル、前年同期の1980万ドルから約16%の減少である。純利益は前年同期370万ドルから約30%減の260万ドルだった。利益の減少は、売上げの減少によるものと説明している。
 一方で、第2四半期単独(2010年7月-9月)では、増収増益だった。売上高は900万ドル、前年同期の890万ドルとほぼ同水準である。純利益は170万ドルで前年同期の43万5000ドルから大きく伸びた。期間中は『ドラゴンボールZ』の売上げが増加した。

 ファニメーションは、現在、米国のアニメDVD・Blu-ray Disc発売、販売の最大手として知られている。現在の主要タイトルには『ドラボンボール改』、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』などがある。また、2011年3月期下半期には『ヘタリア Axis Powers』、『東のエデン』などの有力タイトルを発売する。
 ナバレは同社の事業再編の一環として、2011年3月末までに第3者へのファニメーションの企業売却を目指している。しかし、その一方で、取引の成立を保障するものではないとしており、2011年3月末以降も引き続きグループ会社として保有し続ける可能性も示している。

ナバレ(Navarre Corporation) http://www.navarre.com/