タカラトミー第2Q ベイブレード好調 トランスフォーマー減

 大手玩具企業タカラトミーの平成23年3月期第2四半期決算は減収減益となった。11月2日の決算発表によると連結売上高は776億2300万円で前年同期比10.5%減、営業利益は50億1600万円(同7.6%減)、経常利益は53億1700万円(同5.2%減)、そして四半期純利益は48億7300万円(同0.1%減)である。
 売上高の減少は、前期に急増したトランスフォーマー関連商品の反動減によるところが大きい。2009年にハリウッドの大作実写映画『トランスフォーマー リベンジ』が公開されていたためである。売上高の減少に較べて利益の減少が小幅にとどまったのは、国内、アジアで利益率の高いメタルファイト ベイブレードなどが好調だったことによる。

 タカラトミーによれば、前期好調とされたメタルファイト ベイブレードの勢いは衰えていないようだ。国内に引き続き、欧米地域でも商品の販売を開始しており、海外出荷も順調だとしている。
 もう一つのグローバル商品は模型玩具トミカである。タカラトミーはトミカのグローバル展開で、ミニカーのトミカと鉄道玩具のプラレールを一つの世界観で融合させた商品販売を進める。
 2010年4月に中国市場でのプラレ―ル展開強化を発表しており、また今年9月には台湾にトミカの商品を集めた「TOMICA SQUARE」をオープンしている。9月末からは北米市場でもトミカの出荷を開始するなど、この分野のグローバル展開に力を入れる。トミカの今後のさらなる展開が注目される。

 一方、国内子会社では、玩具関連が堅調だった。タカラトミーアーツはカプセル玩具のガチャ事業、ぬいぐるみ事業が売上げを伸ばした。鉄道模型などのトミーテックも販売が堅調だった。しかし、トイズユニオンは、主力のひとつテレビゲームの卸取扱量が大きく減少した。

タカラトミー http://www.takaratomy.co.jp/