韓国アニメプロモーション アニマックス・東映アニメが協力

 アニメ専門チャンネル アニマックスと東映アニメーション、そして韓国のアニメーション製作会社大元メディアは、韓国アニメーション『鉄拳戦士アイアン・キッド』の日本でのプロモーションで手を組む。
 大元メディアは韓国最大のアニメーション制作、マンガ出版社で同国にて出版、アニメ制作、放送局、玩具販売のビジネスを行う。『鉄拳戦士アイアン・キッド』は、この大元メディアの代表作で、フルCGアニメーションで制作された少年向け作品である。これまでに米国、スペイン、フランス、イタリアなど世界20カ国以上で放映された。2003年には韓国文化観光部の「STAR PRODUCT」に選出され、2005年には韓国の文化 コンテンツ輸出賞-アニメ部門-を受賞するなど同国を代表する作品ともなっている。

 大元メディアは『アイアン・キッド』の日本上陸にあたって、日本のアニメ関連の大手2社とタッグを組む。大元メディアはこれまで数々の日本アニメやマンガを韓国で展開して来たが、今回はその逆の流れを創りだす。大元メディアは日本のアニメ市場での展開を狙っており、『アイアン・キッド』がその第1作として白羽の矢が当たった。
 まず、12月10日からアニマックスで日本での独占放送をスタートする。毎週金曜日の18時30分から19時のほか、そしてリピート放映を同日の22時30分から23時、翌月曜日7時30分から8時まで行う。看板時間帯を中心に複数の時間帯で放映を行うことで作品の認知拡大を目指す。そのうえで商品化ビジネスにつなげる。

 海外輸出の盛んな日本アニメだが、逆に海外の国から見ると日本は最も海外のアニメーションが入り難い国のひとつだ。それは日本の商業アニメの生産が世界的に見ても大きく、さらにそれらが互いに厳しい競争を行っているためだ。このため放映枠のほとんどはそうした競争に勝ち抜いた国内作品で占められて、海外アニメーションがゴールデンタイムなどの良い時間帯でテレビ放映枠を獲得するのはかなり難しい。
 今回、大元メディアは国内の大手アニメ会社を巻き込むことでこれを実現する。より多くの日本の視聴者に作品が届くことで今後どのような展開が実現するのか、国境を超えたビジネスとして注目される。

大元メディア http://www.daewonmedia.com/en/
アニマックス http://www.animax.co.jp/
東映アニメーション http://www.toei-anim.co.jp/