DVDアップルシード 米国で8万5000枚突破

 米国の日本アニメの流通業者ジェネオンエンターテイメントは、5月10日に北米にて発売された『アップルシード』のDVDの売上げが2週間で8万5000枚を超えたと発表した。これは、北米における日本アニメのDVD販売としては極めて好調で、2005年のベストヒット作品のひとつになる。

 『アップルシード』は、今年1月に米国市場で限定公開をされている。しかし、興行成績は芳しくなく最終的な興行成績はおよそ13万ドルにとどまっていた。また、各メディアからの批評も必ずしもいいといえなかっただけに、今回のDVDの販売は予想を超えたヒットと言える。実際に国内外で『アップルシード』に対する好意的な評価も少なくなく、劇場で映画を観る消費者と日本アニメのDVDを買う消費者には大きな嗜好の違いがあること示したことになる。
 映画の料金を10ドルで換算とすると、劇場で『アップルシード』を観たのはおよそ1万3000人に過ぎず、DVDの購入者はその数を遥かに上回っている。米国における日本アニメのビジネスモデルは、子供向けの商品タイアップと大人向けのDVD販売モデルがあるが、劇場上映で回収というビジネスモデルは現在のところは成立していないといえるだろう。続編などの新シリーズも計画されている『アップルシード』であるが、ビジネスモデルを変えることで今後のビジネス展開のはずみになりそうである。

ジェネオンエンターテイメント(米国) http://www.geneonanimation.com
アップルシード公式サイト http://www.a-seed.jp