GONZO マレーシアとTVアニメの共同製作 

 アニメ製作会社のゴンゾは、マレーシアのアニメーション会社Funcel、そして同国の国立映画開発協議会(The MALASIAN Film Development Board:FINAS)とテレビアニメシリーズの共同製作を行なう。Funcelが明らかにした。マレーシアに向けた作品となる。
 また、テレビ業界情報のC21Mediaによれば、作品は『Satria – The Warriors of the 7 Elements』と題された9歳から14歳向けたアドベンチャー作品で、全26話24分、2012年に完成するという。作品の題材は東南アジアをモチーフにしたキャラクターで地域の歴史と結びつけたものになるとしている。

 ゴンゾは90年代初頭に設立された国内のアニメスタジオで、2000年代に入り急激に事業を拡張した。2008年以降、事業不振に陥り、アニメ製作事業を縮小していた。今回の明らかになった共同製作で、同社は再びテレビシリーズ製作に乗り出していることになる。
 また、ゴンゾ(旧GDH)はこれまでも海外事業に力を入れてきたが、欧米地域が主な活躍の場であった。同社は新たにアジア地域を視野に入れた展開をすることで、再び事業の拡大を目指すことになるようだ。

 一方、共同制作のパートナーとなるFuncelは、2002年のアニメーション製作会社としてスタートした。その後、事業を拡大し、現在はアニメーションだけでなくマルチメディアやドキュメンタリー映画もの制作も手がける。
 同社は高い技術に基づいた輸出可能な国産アニメーションの制作を目指すとしている。アニメーション大国である日本のアニメ製作会社と共同製作することで、これを実現させる。日本でも知られたアニメ会社との共同事業で製作のノウハウの蓄積する狙いもあるだろう。

ゴンゾ http://www.gonzo.co.jp/
Funcel  http://funcel.com/
FINAS  http://www.finas.gov.my/