円高や「ロストプラネット2」不振 カプコン業績予想下方修正

 ゲーム大手のカプコンは、10月4日に平成23年3月期第2四半期と通期の連結業績予想の下方修正を発表した。第2四半期の連結売上高は当初見込みの453億円から405億円に引き下げられたほか、営業利益は48億円から37億円、経常利益は47億円から28億円、当期純利益は29億円から17億円に修正された。
 また、通期連結業績予想では、売上高を950億円から910億円、営業利益を150億円から130億円、経常利益を140億円から110億円、当期純利益を80億円から65億円に変更する。通期予想の修正幅は、半期でのそれより小さくなっている。また、修正はされるものの通期の見通しは、平成22年3月期の実績を大きく上回る見込みだ。同社の今期の事業は堅調に推移しそうだ。

 第2四半期の修正幅より通期での修正幅が小さくなったのは、『デッドライジング2』の発売が遅れたことが理由とみられる。同作は当初は9月初めに発売を予定していたが、9月の最終に延期を行なった。大型タイトルの発売延期で、第2四半期に見込んでいた売上げの一部が第3四半期に持ち越されたためである。
 また、これに加えて第1四半期にワールドワイドで発売した戦略タイトル『ロスト プラネット 2』 が、当初計画を大幅に下回ったことが響いた。さらに円が対ドル、対ユーロ円高になったことから売上高や営業利益が落ち込み、外貨建資産負債の為替差損が発生したことなどが響いた。
 一方で、国内向けのタイトルの好調が第2四半期までの業績を支えた。『戦国 BASARA3』や『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』といった作品が好調に推移した。

カプコン http://www.capcom.co.jp/